GALLERIA ZV レビュー・評価

GALLERIA ZV(GeForce RTX 2060 × Core i7-9700K)レビュー・評価

GALLERIA ZV(GeForce RTX 2060 × Core i7-9700K)のレビュー・評価

(金)更新

標準スペック・仕様・サイズ

GALLERIA ZV 標準スペック・仕様・サイズ
グラボ NVIDIA GeForce RTX 2060 6GB
CPU Intel Core i7-9700K(3.60GHz-4.90GHz,8コア,8スレッド)
メモリ 16GB PC4-21300(DDR4 SDRAM,8GBx2,デュアルチャネル)
SSD 500GB M.2 HDD 2TB
マザーボード Intel Z390 チップセット搭載 ATX
電源 600W80PLUS BRONZE
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
サイズ 207(幅)x520.7(奥行き)x450.2(高さ)mm
重量 約 13.9 kg
OS Windows 10 Home インストール済み
キーボード GALLERIA Gaming Keyboard(USB接続,オプション選択可)
マウス GALLERIA レーザーマウス(8ボタン,オプション選択可)
セール 20,000円引き
※ 最新の価格・スペックは必ず公式サイトにて確認して下さい。
GALLERIA ZV の見積もり・購入

前回から1年三ヶ月ぶりに更新となる GALLERIA ZV のレビューです。Core i7-9700K と GeForce RTX 2060 を引っ提げて刷新されたこのモデルの各種データ・スコアをチェックしていきたいと思います。

GALLERIA ZV は超ハイエンドモデルの中の中下くらいのポジション

レビュー時点での公式サイトのモデルラインアップ表です。GALLERIA ZV は GALLERIA デスクトップシリーズ全モデルの中でも最高クラスにカテゴリーされています。高の中下くらいの位置ですね。

グラフィックボードのメーカーはどこの?

Palit GeForce RTX 2060 GamingPro

※搭載されるグラフィックボードのベンダー(メーカー)は、購入・出荷時期によって異なる場合があります。

今回搭載されていたグラフィックボードは、ドスパラと言えばの Palit(パリット)のGeForce RTX 2060 GamingProでした。スペック詳細はリンク先にて。補助電源は 8pin がひとつです。

Palit からリリースされている RTX 2060 は、2060 Dual、2060 StormX があるのですが、2060 GamingPro が一番ヒートシンクが充実していますので、排熱効果が高いです。( GamingPro、Dual、StormX の見やすい比較表はこちら。)

Palit GeForce RTX 2060 GamingPro 背面のインターフェース群

Palit GeForce RTX 2060 GamingPro 背面のインターフェース群
DVI-D Dual-Link DVI-D 1
HDMI HDMI 2.0b 1
DisplayPort DP1.4 1

DVI-D があります。が、ポートが少ないのが短所ですね。これは覚えておいておきたい所です。TDP は 160W で、推奨システム電源は 500Wです。

GPU-Z 2.16.0 の情報

Palit GeForce RTX 2060 の GPU-Z で表示

GPU クロックは 1365 MHz、ブースト時は 1680 MHz、メモリは 6GB(6144MB)です。

ベンチマーク測定でゲーミング性能をチェック

定番ベンチマークソフトのスコア

ドラゴンクエストⅩ

ドラゴンクエストⅩベンチマーク 最高品質 23025 すごく快適

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク 高品質 8325 快適
標準品質 10801 とても快適
軽量品質 14078 非常に快適

ファンタシースターオンライン2 EP4

ファンタシースターオンライン2 EP4 ベンチマーク 設定 6 102776 快適に動作

モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)

モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) ベンチマーク - 39765 -

バイオハザード6

バイオハザード6ベンチマーク - 26560 RANK S
GeForce RTX 2060 & Intel Core i7-9700K
全ソフト共通:解像度 1920 × 1080 px/フルスクリーン

非常に高いスコアを叩き出しています。現行のほとんどのPCゲームが快適にプレイできるでしょう。

3DMARK(TIME SPY・FIRE STRIKE)

TIME SPY 1.0

7 604GALLERIA ZV TIME SPY 1.0 は 7 604
Graphics Score CPU Score
7 553 7 908
上位23%の性能GALLERIA ZV TIME SPY 1.0 は上位23%
今回のベンチマーク測定を3DMARKで見る

FIRE STRIKE 1.1

17 466GALLERIA ZV Fire Strike 1.1 は 17 466
Graphics Score 19 248
Physics Score 18 750
Combined Score 9 720
上位10%の性能GALLERIA ZV FIRE STRIKE 1.1 は上位10%
今回のベンチマーク測定を3DMARKで見る

TIME SPY 1.0 は上位23%、FIRE STRIKE 1.1 は上位10%に入るというスコアでした。RTX 2060 の力もそうなんですが、Core i7-9700K がグラフィックボードの性能をしっかり引き出してくれていると思います、Core i7-8700K などと比べて。

4K画質でも問題ないですね。

FPS(フレームレート)測定で快適さをチェック

ドラゴンクエストⅩ

ドラゴンクエストⅩのFPS 設定 最低 FPS 平均 FPS
最高品質 28 199

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION のFPS 設定 最低 FPS 平均 FPS
高品質 52 82
標準品質 82 109
軽量品質 92 142

ファンタシースターオンライン2 EP4

ファンタシースターオンライン2 EP4のFPS 設定 最低 FPS 平均 FPS
設定 6 212 300

モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)

モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) のFPS 設定 最低 FPS 平均 FPS
- 234 419

バイオハザード6

バイオハザード6のFPS 設定 最低 FPS 平均 FPS
- 45 257
※ 計測時間はベンチマーク開始時から約6分間。小数点以下四捨五入

一応ヌルヌル動かせる基準的な値が 60fps ですから、これも「十分」以上、全く問題ないレベルです。ほとんどのゲームが快適に動作するでしょう。

VR性能のベンチマークスコア

VRMARK ORANE ROOM BENCHMARK DESKTOP 1.0

11 686GALLERIA ZV VRMARK ORANE ROOM BENCHMARK DESKTOP 1.0 は 11 686
Average frame rate Target frame rate
254.76 fps 109.00 fps
上位3%の性能GALLERIA ZV VRMARK ORANE ROOM BENCHMARK DESKTOP 1.0 は上位3%
今回のベンチマーク測定をVRMARKで見る

上位3%の性能という圧倒的スコア。

CPU・GPU・SSD・HDD の速度・性能・温度

WIN SCORE SHARE のスコア

GALLERIA ZV WIN SCORE SHARE のスコア は 8.2

スコアは8.2でした。ボトルネックとなっている(ボトルネックとも言えませんが)のは、SSD(CT500MX500SSD1)です。ただ、最新の公式サイトのスペック表を見ると、SSD は M.2 SSD になっていますので、おそらくスコアはさらに高くなると思います。

CPUID HWMonitor で各パーツの温度をチェック

CPUID HWMonitor で GALLERIA ZV の各パーツの温度をチェック

各パーツの最高温度

CPU(Core i7-9700K) 74
グラフィックボード(GeForce RTX 2060) 57
SSD 35 HDD 24

この温度は、今回のレビューでベンチマークスコアを動かしている間ずっと測定していた数値です。非常に低温で安定動作しています。

CPU-Z(Intel Core i7-9700K)

Intel Core i7-9700K の CPU-Z ベンチマーク結果

CPU-Z Ver. 1.87.0.x64 ベンチマーク結果

CPU シングルスレッド 579.9
CPU マルチスレッド 3882.5

リファレンスにはロングランセールの人気処、Core 17-8700Kですが、特にマルチスレッドで性能が上回っています。価格コムの最新の最安値情報ですと、Core i7-9700K が 46,825円、i7-8700K は 43,950円、その差額は 2,875円でした。

これだったら i7-9700K 搭載が良いかな~と思います。コスパ良いですよね。

CINEBENCH R15(Intel Core i7-9700K & GeForce RTX 2060)

CINEBENCH R15 で Intel Core i7-9700K & GeForce RTX 2060 をベンチマーク

CINEBENCH R15 の測定結果

OpenGL 149.84 fps
CPU 1498 cb

PCMARK 10

PCMARK 10 の測定結果

5 784GALLERIA ZV PCMARK 10 は 5784
Web Score Apps Score
9 125 11 023
Chat Score Photo Score
8 116 9 685
Video Score Writing Score
5 753 4 593
Spreadsheet Score Essentials
8 714 9 345
Productivity Digital Content Creation
6 326 8 885
上位16%の性能GALLERIA ZV PCMARK 10 は上位16%
今回のベンチマーク測定を PCMARK で見る

上位16%の性能でした。

CrystalDiskMark(SSD:Cドライブ)

crucial CT500MX500SSD1 500.1 GB

crucial CT500MX500SSD1 500.1 GB の情報を CrystalDiskInfo で
crucial CT500MX500SSD1 500.1 GB の読み書き速度を CrystalDiskMark で
5回測定 Read [MB/s] Write [MB/s]
Seq Q32T1 559.8 515.8
4KiB Q8T8 388.5 279.3
4KiB Q32T1 266.0 231.7
4KiB Q1T1 40.05 105.0
単体価格・スペックを価格.comで見る

CrystalDiskMark(HDD:Dドライブ)

Seagate ST2000DM005-2CW102 2000.3 GB

Seagate ST2000DM005-2CW102 2000.3 GB の情報を CrystalDiskInfo で
Seagate ST2000DM005-2CW102 2000.3 GB の読み書き速度を CrystalDiskMark で
5回測定 Read [MB/s] Write [MB/s]
Seq Q32T1 194.4 197.1
4KiB Q8T8 1.317 1.426
4KiB Q32T1 1.326 1.029
4KiB Q1T1 0.639 0.320
単体価格・スペックを価格.comで見る

SSD は WESTERNDIGITAL で HDD は TOSHIBA でした。SSD、HDD 共に最低限の容量って所でしょうか。

目隠しパーツ(CPUクーラー・マザーボード・電源ユニット・メモリ)はどこのメーカー?

GALLERIA ZV の目隠しパーツ(CPUクーラー・マザーボード)はどこのメーカー?

内部を覗いて、公式サイトでは記載が無い目隠しパーツ群をチェックしていきます。CPUクーラー、電源ユニット、マザーボード、メモリをチェックしてきます。

※搭載される各パーツのメーカーは、購入・出荷時期によって異なる場合があります。

CPUクーラー

静音パックまんぞくコース

GALLERIA ZV はハイエンドモデルなので、標準構成で「静音パックまんぞくコース」が採用されています。

ドスパラ公式サイトの GALLERIA ZV の CPUファンのカスタマイズ

お馴染みDEEPCOOL製。最近カスタマイズ項目として、Scythe 虎徹 MarkⅡ(SCKTT-2000)なんかも増えました。6mm径ヒートパイプを4本搭載した、サイドフロー型CPUクーラーです。

マザーボード

ASRock Z390 Phantom Gaming 4

マザーボードはASRock Z390 Phantom Gaming 4でした。ゲーミング仕様が嬉しいです。ゲーミング仕様は通常のマザーボードと比較してインターフェースの充実ぶりが特徴です。

REDで光る仕様になってます。そして、ライティングをお好みに合わせて調整できるポリクロームRGBを搭載しています。

ASRock Z390 Phantom Gaming 4 バックパネルインターフェース

ASRock Z390 Phantom Gaming 4 バックパネルインターフェース
PS/2 キーボード/マウス 1
USB 3.1 Gen2 Type-A 1
Gen2 Type-C 1
Gen1 Type-A 2
USB 2.0 - 2
映像出力 HDMI 1
DVI-D 1
D-sub 1
LAN - 1
オーディオ サウンド入力 1
フロントスピーカ 1
マイクロフォン 1

注目は、USB3.1 Gen2 があるという所でしょう。Gen2 は、SuperSpeed+(スーパースピードプラス)という、転送速度 10Gbps に対応したものになります。

※搭載される各パーツのメーカーは、購入・出荷時期によって異なる場合があります。

電源ユニット

SILVERSTONE 600W 静音電源(80PLUS BRONZE / ET650-B)

電源ユニットは、SILVERSTONE 静音電源(80PLUS BRONZE)です。電源ケーブルの配線は前面配線なのでややもさっぽいですね。

メモリ

Samsung M378A1K43CB2-CTD

メモリモジュールは、Samsung M378A1K43CB2-CTD です。8GB × 2、PC4-21300 (DDR4-2666)です。サムスン純正。

このモデルを選ぶメリット

GALLERIA ZV を選ぶ際に抑えておきたいポイント、そして利点・メリットについて、シンプルにおさらいしておきます。

  • マザーボードがゲーミング仕様!PCゲームが最高に快適!!
  • Core i7-9700Kがグラボの性能を最大限に引き出している!!
  • セール価格でなんと!!! 20,000円引きっ!!!!!!

という感じでしょうか。

ただし!この20,000円引きのセール価格はいつ終わるか分からないので悪しからずです。個人的にこのモデルのポイントは、Core i7-8700K ではなく、上位の Core i7-9700K 搭載でコスパが上がっている所だと思っています。細かい部分なんですが。

以上、GALLERIA ZVのレビューでした。お粗末。

めっちゃリーズナブル!コスパ最強ゲーミング仕様に極限まで特化!!
GALLERIA ZV の見積もり・購入
ページの先頭へ戻る