GALLERIA ZZ レビュー&評価

GALLERIA ZZ(GeForce RTX 2080 Ti 搭載)驚愕の性能レビュー&評価

GALLERIA ZZ i9-9900K(GeForce RTX 2080 Ti)驚愕の性能レビュー&評価

(火)更新

    標準スペック・仕様・サイズ

    GALLERIA ZZ 標準スペック・仕様・サイズ・価格
    グラボ NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti 11GB
    CPU Intel Core i9-9900KF
    メモリ 16GB PC4-21300(DDR4 SDRAM,8GBx2,デュアルチャネル)
    SSD 1TB NVMe SSD(M.2 2280, 読込速度 3200MB/s, 書込速度 3000MB/s)
    マザーボード Intel Z390 チップセット搭載 ATX マザーボード
    電源 750WSILVERSTONE 80PLUS GOLD)
    サイズ 207(幅)x520.7(奥行き)x450.2(高さ)mm
    重量 約 13.9 kg
    OS Windows 10 Home インストール済み
    ※最新のスペックは必ず公式サイトにてご確認下さい。
    GALLERIA ZZ の見積もり・購入

    前回の GALLERIA ZZ のレビューが2019年1月なので約1年ぶりの更新ですが、前回と違う部分としては光学ドライブとマウス、キーボードが標準では付かなくなった事です。必要な場合はカスタマイズです。

    あと、標準で HDD が付かず M.2 SSD の容量が 500GB → 1TB になった事、電源の容量が50Wアップし、80PLUS の認証グレードが一段ダウンしています。

    そして CPU が Intel Core i9-9900K → Intel Core i9-9900KF になっています。

    グラフィックボードのメーカーはどこの?

    GeForce RTX 2080 Ti GamingPro

    搭載されるグラフィックボードのベンダー(メーカー)は、購入・出荷時期によって異なる場合があります。

    今回搭載されていたグラフィックボードは、ドスパラと言えばの Palit(パリット)のGeForce RTX 2080 Ti GamingProでした。スペック詳細はリンク先にて。

    ファンはやはり二連ファンです。両方共に 9cm という大きさ。このファンはターボファン ブレードと呼ばれ、ジェットエンジンのパワーをヒントに設計されています。

    この2つの並んだファンは、お互い違う方向に回転します。それによって気流がぶつかり合う事が無く空気の流れが一方向となり、最適なエアフローとなっています。

    ヒートシンク

    ヒートシンクが特徴です。めっちゃミルフィーユしてますね。排熱能力高そうです。

    8pin×2

    補助電源も予想通り 8pin×2 です。

    背面のインターフェース群

    TURBO-RTX2080-8G の背面のインターフェース
    DisplayPort HDMI USB
    DP1.4a HDMI 2.0b Type-C
    3 1 1
    時期によって採用するグラフィックボードは異なる可能性があり、その場合、インターフェースの構成や数は変動する可能性があります。ドスパラ公式サイトにおいては「HDMI x1,DisplayPort x2,USB TYPE-C x1」とあり、これは、最低限搭載されている構成となります。

    USB Type-C があるのが特徴ですね。HDMI のデジタル出力はHDCPに対応。因みに、このモデルの OC(オーバークロック)版 ですが、価格コムで最安値です。

    価格.com:GeForce RTX 2080 Ti 製品一覧

    価格.com:GeForce RTX 2080 Ti 製品一覧

    GeForce RTX 2080 Ti ですが、価格コムですと現状21モデルが各ベンダーから発売されていますが、その中で最安値なんですね。しかもドスパラWEB限定です。

    ドスパラのゲーミングPCの激安っぷりの理由がこのグラボ単体の安さにあるという事が良く解ります。

    上記リンクの商品ページには口コミがありますが、とにかくサイズが大きいというのには同意です。GALLERIA のケースでも若干窮屈な感じがします。ボードのサイズは公式のスペック表で見ると、292 x 112 x 58 mm となっています。

    それでも、他のベンダーの RTX 2080 Ti と比較したら小さい方で、msi や ZOTAC の3連ファンものなんかは 330 mm 近い長さになっています。

    確実におすすめ出来るベンダーですね、Palit は。

    ベンチマーク測定でゲーミング性能をチェック

    人気ベンチマークソフトのスコア

    ドラゴンクエストⅩ

    ドラゴンクエストⅩベンチマーク 最高品質 24356 すごく快適

    FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION

    FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク 高品質 12869 非常に快適
    標準品質 16520 非常に快適

    ファンタシースターオンライン2 EP4

    ファンタシースターオンライン2 EP4 ベンチマーク 設定 6 115232 快適に動作

    モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)

    モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) ベンチマーク - 82423 -

    バイオハザード6

    バイオハザード6ベンチマーク - 26897 RANK S
    GeForce RTX 2080 Ti & Intel Core i9-9900KF
    全ソフト共通:解像度 1920 × 1080 px/フルスクリーン

    文句無しの最強スコアの連続です。当サイトでレビューしたゲーミングPCでの記録更新です。これまでの最強はGALLERIA XZでしたが、超えてきましたね。流石の Core i9-9900KF といった所でしょうか。

    FINAL FANTASY XV で「非常に快適」を見たのはコレが初です。

    3DMARK(TIME SPY・FIRE STRIKE)

    TIME SPY 1.0

    13 111GALLERIA ZZ の TIME SPY 1.0 のスコアは 13 111
    Graphics Score CPU Score
    13 691 10 575
    上位5%の性能GALLERIA ZZ は TIME SPY 1.0 で上位5%の性能

    FIRE STRIKE 1.1

    26 199GALLERIA ZZ の FIRE STRIKE 1.1 のスコアは 26 199
    Graphics Score 33 055
    Physics Score 24 306
    Combined Score 10 744
    上位2%の性能GALLERIA ZZ は FIRE STRIKE 1.1 で上位2%の性能

    TIME SPY 1.0 は上位5%、FIRE STRIKE 1.1 に至っては上位2%に入るというスコアでした!4K Gaming PC を軽く超えてます。

    いやー凄い!! これより上は SLI になってきます。動かないゲームは一切無いですね全て快適に動作します。

    FPS(フレームレート)測定で快適さをチェック

    ドラゴンクエストⅩ

    ドラゴンクエストⅩのFPS 設定 最低 FPS 平均 FPS
    最高品質 28 209

    FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION

    FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク 設定 最低 FPS 平均 FPS
    高品質 76 130
    標準品質 125 168

    ファンタシースターオンライン2 EP4

    ファンタシースターオンライン2 EP4のFPS 設定 最低 FPS 平均 FPS
    設定 6 216 336

    モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)

    モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) のFPS 設定 最低 FPS 平均 FPS
    - 422 762

    バイオハザード6

    バイオハザード6のFPS 設定 最低 FPS 平均 FPS
    - 46 261
    GeForce RTX 2080 Ti & Intel Core i9-9900KF
    全ソフト共通:解像度 1920 × 1080 px/フルスクリーン

    一応ヌルヌル動かせる基準的な値が 60fps ですが、問題にならないレベルで上回っています。FINAL FANTASY XV の高品質でも 140 近い FPS が出ています。

    VRMARK のベンチマークスコア

    VRMARK ORANE ROOM BENCHMARK DESKTOP 1.0

    13 238GALLERIA ZZ の TVRMARK ORANE ROOM BENCHMARK DESKTOP 1.0 のスコアは 13 238
    Average frame rate Target frame rate
    288.60 109.00 fps
    上位2%の性能GALLERIA ZZ は VRMARK ORANE ROOM BENCHMARK DESKTOP 1.0 で上位2%の性能

    上位2%の性能でした。VRMARK でもここまでのスコアが出たのは初めてです。

    CPU・GPU・SSD の速度・性能

    WIN SCORE SHARE のスコア

    GALLERIA ZZ WIN SCORE SHARE のスコア

    スコアは9.1です。ボトルネックは無しです。

    CPUID HWMonitor で各パーツの温度をチェック

    CPUID HWMonitor で GALLERIA ZV の各パーツの温度をチェック

    各パーツの最高温度

    CPU(Intel Core i9-9900KF) 71
    グラフィックボード(GeForce RTX 2080 Ti) 68
    SSD(PHISON PS5012-E-12S-1T) 41

    この温度は、今回のレビューでベンチマークスコアを動かしている間ずっと測定していた数値です。温度もだいぶ落ち着いています。素晴らしい。

    CPU-Z(Intel Core i9-9900KF)

    Intel Core i9-9900KF の CPU-Z ベンチマーク結果

    CPU-Z Ver. 1.90.1x64 ベンチマーク結果

    CPU シングルスレッド 561.9
    CPU マルチスレッド 5596.5

    リファレンスは AMD Ryzen 7 3700X です。

    CINEBENCH R20(Intel Core i9-9900KF)

    CINEBENCH R20 で Intel Core i9-9900KF を測定

    CINEBENCH R20 の測定結果

    CPU 4875 pts
    CPU(Single Core) 504 pts
    MP Ratio 9.67 x

    PCMARK 10

    PCMARK 10 の測定結果

    6 390GALLERIA ZZ の PCMARK 10 のスコア 6 390
    上位11%の性能GALLERIA ZZ は PCMARK 10 で上位11%の性能

    上位11%の性能でした。ゲーム用途じゃなくても最強です。めっちゃマルチタスクをこなしてくれると思います。

    CrystalDiskMark(M.2 SSD)

    PHISON PS5012-E-12S-1T 1024.2 GB

    PHISON PS5012-E-12S-1T 1024.2 GB
     CrystalDiskInfo の PHISON PS5012-E-12S-1T 1024.2 GB の情報
    PHISON PS5012-E-12S-1T 1024.2 GB の読み書き速度を CrystalDiskMark で測定
    5回測定 Read [MB/s] Write [MB/s]
    Seq Q8T1 3315.10 2987.38
    Seq Q1T1 1667.98 2038.13
    RND4K Q32T16 1238.74 2923.72
    RND4K Q1T1 22.22 39.74

    目隠しパーツ(CPUクーラー・マザーボード・メモリ)はどこのメーカー?

    目隠しパーツ(CPUクーラー・電源ユニット・マザーボード・メモリ)はどこのメーカー?

    内部を覗いて、公式サイトでは記載が無い目隠しパーツ群をチェックしていきます。CPUクーラー、電源ユニット、マザーボード、メモリをチェックしてきます。注目はマザーボードですね。

    搭載される各パーツのメーカーは、購入・出荷時期によって異なる場合があります。

    CPUクーラー

    静音パックまんぞくコース「Scythe の 虎徹 MarkⅡ」

    GALLERIA ZZ は超ウルトラハイエンド構成なのでエアフローには標準構成で「静音パックまんぞくコース」で対応しています。

    いつものDEEPCOOL製…と思いきやScythe の 虎徹 MarkⅡが採用されていました。

    拘りたい方はカスタマイズで水冷に…と思いきやカスタマイズ項目はありませんでした。こちらのコースで固定です。まあ、温度計測でも低温で安定してましたし十分でしょう。

    マザーボード

    ASRock Z390 Phantom Gaming 4

    マザーボードはASRock Z390 Phantom Gaming 4でした。ゲーミング仕様は珍しいですが嬉しいです。ゲーミング仕様は通常のマザーボードと比較してインターフェースの充実ぶりが特徴です。

    当然と言いますか、光る仕様です。ライティングをお好みに合わせて調整できるポリクロームRGBを搭載しています。

    ASRock Z390 Phantom Gaming 4 バックパネルインターフェース

    ASRock Z390 Phantom Gaming 4 バックパネルインターフェース
    PS/2 キーボード/マウス 1
    USB 3.1 Gen2 Type-A 1
    Gen2 Type-C 1
    Gen1 Type-A 2
    USB 2.0 - 2
    映像出力(※) HDMI 1
    DVI-D 1
    D-sub 1
    LAN - 1
    オーディオ サウンド入力 1
    フロントスピーカ 1
    マイクロフォン 1
    ※Core i9-9900KF は内蔵グラフィック機能が非搭載なのでモニタの端子はグラフィックボード側の端子に接続することになります。

    注目は、USB3.1 Gen2 があるという所でしょう。Gen2 は、SuperSpeed+(スーパースピードプラス)という、転送速度 10Gbps に対応したものになります。

    メモリ

    SAMSUNG M378A1K43CB2

    SAMSUNG M378A1K43CB2
    容量(1枚あたり) メモリチップ規格 モジュール規格
    8 GB DDR4-2666 PC4-21300

    メモリは SAMSUNG 純正の DDR4 2666 8GB が2枚という構成でした。GALLERIA AXFに搭載されていたモノより古いですね…。

    電源ユニット

    SilverStone の SST-ST75F-G(V3.0)

    電源ユニットはSilverStone の SST-ST75F-G(V3.0)でした。グラフィックボードのサイズを考慮してかフルモジュラータイプのケーブルです。

    搭載される各パーツのメーカーは、購入・出荷時期によって異なる場合があります。

    PUBGを各グラフィック設定でプレイしてFPSを測定

    PUBGを各グラフィック設定でプレイしてFPSを測定

    PJSseason5 Phase1 Grade1 Day2 の Sunsister の爆発力凄かったですね。ほんとこのチームは何かやってくれます。古参チームもしっかりとポイントを取り、流石の一言です。

    今回はCGXを応援しているんですが、ちょっと厳しい感じがしないでもないです…。が!新加入の2名も大活躍で Day3 に期待です、ドン勝ひとつ取って波に乗れればワンチャンあると思います。

    私はと言えば新MAPの KARAKIN にへばり付いていますが、かなり面白いですねこのマップ。個人的にはスクアッドで一番ドン勝が取りやすいマップです。

    という事で、今回も PUBG の FPS 測定いってみます。全部で3ラウンド、ウルトラ、高、中設定で測定しました。この最強ゲーミングPCだとどれくらい快適なのか?めっちゃ楽しみです。

    TPP KARAKIN Solo ウルトラ・高・中 でプレイ

    設定 平均FPS 最高FPS 最低FPS
    ウルトラ 193 266 75
    208 458 81
    215 378 122

    全く問題無し過ぎです。

    とにかく感動したのが、ウルトラ設定でも全くラグったりカクついたりしないって事でした。飛行機から見下ろすオブジェクトも一切表示の遅延なんかが無くてめっちゃ見やすかったです。

    降下時の敵の動きとかはめっちゃ大事ですから、これは大きなメリットです。

    とにかく快適過ぎるのでプレイの質も上がる!!

    ウルトラ設定でここまで快適なのは初めてです。PUBGや重めのFPS、ロールプレイングなんかをガチでやるならこのモデルは完全におすすめです。ネット回線の速度以外の心配事は一切ありません!

    以上、GALLERIA ZZ のレビューでした。

    欲しいっ!欲しいっ!欲しいっ!欲しいっ!欲しいっ!欲しいっ!!
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