ドスパラで選べるケースの種類とスペック

PCケースとは?選び方のまとめ・スペック表の読み方

ケースってなんだ?

ケースケースっていうのはケースですね。厳密にいうとデスクトップパソコンのケースです。パソコンの箱です。ここにマザーボードだのハードディスクだのメモリだのCPUだのDVDドライブだのを入れて、晴れて「パソコン本体」となります。

ケース(ANTEC Nine Hundred Two)個人的に、パソコンケース選択の一番重要なポイントはデザイン(見た目)じゃないかと思っています。いやほんとに。

もちろんサイズや機能性・作業性も重要ですが、ケースに関してはインテリア的要素もあるので、『カタチから入る!』って人は結構居ると思います。

Macなんかはその典型的な例で、その洗練されたデザインが『カッコいいから。』って理由だけで買ってる人も多いハズです。

デザインがイイと愛着も沸きます。パソコンは決して安くない買い物なので、永くお付き合いするためには愛着って重要だと思うんですよね。

ですからまずは好きなデザイン基準で選んで、その後スペックを確認して機能や拡張性などをチェックすればいいと思います。

ケースはパソコン顔!カッコいいデザインのモノを選びたいよね!

ケースの大きさについて

パソコンのケースの大きさは色々ありますが、基本的にマザーボードのサイズを考慮して作られています。

例えばケースのサイズが ATX(フルタワー・タワー・ミドルタワー型などが該当します。)ならマザーボードのサイズも ATX のモノを取り付け、マザーボードが Micro ATX ならケースも Micro ATX(ミニタワー・コンパクト・スリム型などが該当します。)のモノを選びます。

但し、ケースがATXのモノであれば、マザーボードは Micro ATX でも Mini ITXで も装着できたりします。

これは、3つのマザーボードは、ケースに取り付けるためのネジの位置に互換性がある(ネジ穴の位置が一緒)からです。

つまり基本的に、ケースのサイズがマザーボードのサイズを上回っていれば取り付けが可能、ということです。

  ATXマザーボード Micro ATXマザーボード Mini ITXマザーボード
長辺mm × 短辺mm
(※多少違う大きさあり)
305mm × 244mm 244mm × 244mm 170mm × 170mm
互換性(大きさの対応…チェックがあれば取り付け可)
フルタワーケース 取り付け可能! 取り付け可能! 取り付け可能!
ミドルタワーケース 取り付け可能! 取り付け可能! 取り付け可能!
  取り付け可能! 取り付け可能!
スリム型ケース   取り付け可能! 取り付け可能!
コンパクトケース   取り付け可能! 取り付け可能!

やはり一番人気はそのメンテナンス性・冷却効率・拡張性の高さから、ATXケース、つまりミドルタワー以上のデスクトップが人気ですね。

因みに上の表ではミニタワーのケースにはATXのマザーボードが取り付けられないことにしていますが、イケるタイプのミニタワーケースもあるみたいです。

また、これは是非注意して欲しいのですが、カスタマイズで、例えケースがミドルタワーのものだとしてもマザーボードが Micro ATX で固定されている場合があります。

特にドスパラはマザーボードのカスタマイズが出来ないので、見落としがちになります。拡張性などを気にしている人は要チェックですよ!

ATXケース×ATXマザーのコンビが一番人気!デスクトップならATX!

ケースを選ぶ時にチェックすべき「ベイ」の数

ベイとはHDD(ハードディスク)やSSD、DVD-ROMドライブなどを、パソコンケースの中に取り付けるため筐体内の空間(きょうたい…簡単に言うと格納BOX)のことです。

ベイの数が多いと沢山の周辺機器が取り付けられますから、すなわち拡張性が高い、ということになります。

ベイには幾つか種類があって主なモノを挙げると、5インチベイ3.5インチベイ3.5インチシャドウベイがあって、それぞれ取り付けられる周辺機器が違います。

ケース 5インチベイ 3.5インチベイ 3.5インチシャドウベイ
名称 5インチベイ 3.5インチベイ 3.5インチシャドウベイ
cmに直すと? 12.7cm 8.89cm 8.89cm
何が取り付けられる?
(代表的なモノ)
光学ドライブ カードリーダー HDD

マウンターがあれば大きさの垣根を越えて設置できる

2.5インチベイ搭載のケース上の表を見て、『SSDはどこに取り付けるの?』…と疑問に思った人も居るかと思います。

SSDは現在2.5インチタイプのモノが主流なので、3.5インチや5インチのベイにそのまま取り付けようと思っても小さくてスカスカになっちゃうんです。

実はSSDを取り付けるための2.5インチベイ搭載のケースは存在するんですが、まだまだ数が少ないのが現状です。そんな時に登場するのがマウンターと呼ばれる存在です。

このマウンターを使えば2.5インチのSSDを3.5インチベイや5インチベイに取り付けることが可能になるのです。

マウンターには2.5インチを3.5インチや5インチにするもの、3.5インチを5インチにするものなど様々なので、自分のパソコンケースの空きベイを有効に使えるという利点があります。価格も超安いのでおすすめです。

マウンターがあれば、ベイを有効に活用できるから覚えておこう!

前面端子(フロントポート)、上面端子は結構重要!

前面端子(フロントポート)前面端子(フロントポート)というのは、右の画像のように、ケース前面にある様々な機器の差し込み口のことを言います。

一番オードドックスなのがUSBポートですね。上面端子というのもあり、ケース上部にあります。

基本的にパソコンケースは、背面にポートが集中していて、そこにマウスやキーボード、外付けHDD、スピーカーなどを繋げるのですが、これらは常に線を繋げるモノですよね。

でも、たまに接続して使うフラッシュメモリやヘッドセットなどは、意外と背面にあると使い難かったりします。

パソコン自体部屋の壁に合わせるように置く場合が多いですし、背面にあるポートは、いちいち腰を上げて後ろを覗き込むようにしなければならないのでメンドイっす。

ですから、フロントポートが充実している楽チン便利だと思います。個人的にはヘッドセットを接続する音声主力用のポートと、USBポートが活躍しています。

USBポートは2個あると便利ですね。(ポートについて詳しく知りたい方はコチラ。

前面端子(フロントポート)はとっさの時にかなり役立つよっ!

カスタマイズできる ドスパラ Prime オリジナルケース

ここからは、実際にドスパラが扱っているケースを紹介していきます。ドスパラでは自身のブランド Prime(プライム)PCに関してオリジナルのケースを展開しているのが特徴ですね。

S350ケース(ATX)

GWケース(ATX)

BLケース(Micro ATX)

EM023ケース(Micro ATX)

ガレリア専用CBケース(ATX)

ガレリア専用CB350ケース(ATX)

ドスパラのカスタマイズで選べるケース

NINEHUNDREDTWO-V3(ATX)

MAELSTROM(ATX)

IN WIN BUC666(ATX)

Three Hundred AB(ATX)

SST-RV03B-WA(ATX)

Centurion5ⅡBLACK(ATX)

CM 690 II Plus(ATX)

以上がドスパラでカスタマイズできるケースですが、この他にもカスタマイズはできませんが、スリム型のオリジナルケース「GW Slim - マイクロATX スリムケース」や、コンパクト型の「JD - マイクロATXタワー」なんていうケースもあります。

お気に入りのデザインのケースが見つかったらスペックのチェックも!
勉強しよう!PCパーツ・ソフト・周辺機器
OS(オペレーティングシステム) OS(オペレーティングシステム) Office(オフィスソフト) Office(オフィスソフト)
セキュリティ対策 セキュリティ対策ソフト CPU CPU
グラフィック機能 グラフィックボード CPUファン CPUファン
メモリ メモリ SSD SSD
ハードディスク(HDD) ハードディスク(HDD) ハードディスクの静音化(HDDの静音化) ハードディスク(HDD)静音化
パーティション分割 パーティション分割 マザーボード マザーボード
光学ドライブ 光学ドライブ サウンド サウンド
ブロードバンドポート(LAN) ブロードバンドポート(LAN) カードリーダー カードリーダー
無線LANアダプタ 無線LANアダプタ ケース ケース
ケースファン ケースファン 電源ユニット 電源ユニット
モニター(ディスプレイ) モニター(ディスプレイ) キーボード キーボード
マウス マウス プリンター プリンター
ページの先頭へ戻る