グラフィックボード おすすめランキング!! 選び方や交換方法など解りやすく解説!!
ゲームを快適にプレイ!勝たい人におすすめのグラフィックボード3選!!
NVIDIA GeForce GTX 2060
GeForce GTX 1070 Ti とほぼ同性能で15,000~20,000円以上も安いコストパフォーマンスの鬼神!!
アーキテクチャ | Turing | GPUコア | TU106 |
---|---|---|---|
CUDAコア | 1920基 | RTコア | 30基 |
Tensorコア | 240基 | 定格クロック | 1365MHz |
ブーストクロック | 1680MHz | レイトレーシング | 5G Ray/s |
メモリタイプ | GDDR6 | メモリ容量 | 6GB |
メモリ転送レート | 14Gbps | メモリバス幅 | 192bit |
メモリバス帯域幅 | 336GB/s | NVLink | × |
G-SYNC | ○ | TDP | 160W |
補助電源 | 8Pin×1 | 推奨電源 | 500W |
GeForce RTX 2060 を推す理由
初っ端から商魂たくましく目的・用途別おすすめの紹介コーナーです。でも一生懸命、命を懸ける5歩手前くらいの心構えで頑張ってまとめたので、グラボ検討の方(特に初心者の方)是非見てってください。
最近は GeForce GTX シリーズからの~? RTXシリーズが登場し、依然として GeForce 優勢の現状は変わりませんが、一時期と比較して RADEON の存在感は増しています。
グラボの場合、単純に売れ筋商品のランキングを見て買う事は非常に悪手じゃろ蟻んコです。自分の目的・用途別に最適なグラボというのは全然変わってくるので当然予算も変わりますから慎重に。
という事でここでは目的・用途別におすすめグラボ紹介していきます。
そして目下、一番需要があるのがこの目的だと思います。とりま、現行リリースされているPCオンラインゲームタイトルをプレイするにはハイエンドグラフィックボードは必須です。
さらに「快適に」「勝ちたい」という条件を付けるならば、選ぶのは現行最強クラスのグラフィックボード一択です。これ以外ありません。
槇原敬之よろしく「どんなときも」この一択です。
という事ならばやはり GeGorce RTX シリーズがベストかな~思います。こちらのシリーズはちょこちょこ品薄ではありますが、ベンダーに拘りがなけばお目当てのグレードのものが見つかると思います。
シリーズも色々とある中、私がバシっと推すのはGeForce RTX 2060ですね。
因みにドスパラもかなり安いです。ポイントやキャンペーンが併用できれば最安値クラスでゲットできるのでチェックしてみて下さい。
グラフィックボード…通称グラボないしママンは、文字や写真や動画を出力&表示する機能を持ったPCパーツです。ノートPCだとグラフィックカードって言うパティーンも多いです。
元々PCには備わっている機能(オンボード機能)ですが、オンライン3Dゲームや高画質の動画を編集したり、高画質の写真などを編集する場合にはグラボは必須です。
特に最近のゲームをプレイするとなったら結構なお値段のグラフィックボードが必要で、ゲーミングPCなんかは本体価格の3分の1くらいがグラボの価格で構成されます。
だから…グラボは…超重要…パーツ…!…しっぱいなど…ゆるされ…ない…!!…!
大半の人に当てはまるかと思いますが、パソコンの用途がインターネットや文書作成、年賀状作成、ブログ運営程度のものであればオンボードでOKです。
グラフィックカードには様々な呼び方があります。管理人が知っている限りでは、グラフィックボード、ビデオカード、ビデオボード、グラボ(グラフィックボードの略)、VGA(ビデオ グラフィック アクセラレータの略)、などがあります。
GPU(グラフィックス プロセッシング ユニット)という単語もあって、グラフィックカード=GPUではないのですが、よく分かっていない人が同じ意味で使っている場合もありますし、同じ意味で話しても問題ない時もあります。
GPUはグラフィックボードの中で処理をしてくれるチップのことを言います。
ドスパラでは、このグラフィック機能の項目でグラフィックカードがカスタマイズできます。グラフィックカードは性能や用途によって様々な種類がありますが、現在は2社の独占状態です。
その1社が nVIDIA(エヌビディア)社、もう1社が AMD(旧ATI)社です。nVIDIA が GeForce(ジーフォース)シリーズを、AMD が Radeon(ラデオン)シリーズをそれぞれリリースしています。
また、それぞれのシリーズは、様々な販売代理店(ベンダー)から販売されていて、ELSA(エルザ)とか LEADTEC(リードテック)などは、GeForceの製品を、SAPPHIRE(サファイア)などは Radeon製品を販売しているベンダーとして人気があります。
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GeForce と Radeon どちらを選べばいいの?
個人的にはどっちでもイイと思います。2011年現在、GeForce、Radeon 共に性能的には拮抗していて甲乙付けがたい印象があります。
但し、それぞれの傾向や特徴があるようなので、それを把握しておけばコダワリのチョイスが出来るのかもしれません。それぞれのなんとなくの傾向・特徴を調べてみたので、興味のある人は読んでみて下さい。あくまでザックリと、です。
nVIDIA GeForce | VS(印象も入ります) | AMD Radeon |
intel + GeForce の組み合わせが多い |
どこのメーカーでも、 CPUとの組み合わせが…、 |
AMD + Radeon の組み合わせが多い |
こちらにシェアがあります。 日本では特にあります。 |
シェアは? | 負けてます。 |
ゲームをする人向けにはコチラ、という意見がチラホラ。 | 何に向いてる? | 動画や写真をキレイに見たい人向け、という評価がチラホラ。 |
肉眼に近い見え方かな? | お互いを比べて、 画像の見た感じでは…。 |
鮮やかでキレイかな? |
いらない。 オンボードで十分。 |
パソコンでバリバリの動画編集、バリバリPhotoshop、ネットゲームを廃人レベルにやらないのであれば…? | いらない。 オンボードで十分。 |
こっちがオススメ。 | ベンチマークのスコア重視なら? | GeForce の方がいいかも。 |
比べようがない位 拮抗していると思う。 |
総合力では? | 比べようがない位 拮抗していると思う。 |
この比較表みたいなのを作る際に、数多のサイトを見て回ったのですが、発言者によって意見が180度違ったりとか、そもそもの前提が共有されてなくて、全く比較議論になっていないものとか、年代によって特徴も違ったりとか、ハッキリ言って何が何だか分からない状態でした。
ただ一つだけ分かったのは、この論じられている GeForce と Radeon の性能差というのは、数字に例えると、
11,053 と 11,062 位の差しかなくて、その僅か「9」の差分について膨大な議論がされているような感じです。一般ユーザーからすると、本当に時間の無駄という印象が拭えません。
ただ、好きな人にとっては言うなれば「語りたい・論じたい」、非常にマニア心をくすぐる所なのでしょう。気持ちはよーく分かります。
グラフィックボードの性能(スペック)の読み方
NVIDIA GeForce GTX580 を例にとって
以下、少し説明が必要だと思われる用語を解説します。Radeonに関しても、メーカー名、ブランド名、グレード、シリーズ番以外は、目にする単語は一緒なので、GeForceを例にとっています。Radeon独自の技術に関する用語については、次項でピックアップしてあるので、そっちを参考にして下さい。
SLI接続(デュアルグラフィックカード)
nVIDIA社が開発したデュアルグラフィックカード(Scalable Line Interconnect)技術。グラフィックカードを2枚以上接続することでパフォーマンスが上がります。SLIを構築するには、対応するマザーボードと最低2枚の対応グラフィックカードが必要です。
グラフィックカードは、同じGPU(グラフィックス プロセッシング ユニット)を搭載していれば、コアクロック数やメモリクロック数、メモリ容量が違っていても大丈夫です。
ただし違う場合は、クロックは低い方、メモリ容量は少ない方で動作するので、性能の良い方のカードが活かしきれません。なので、同じスペックの製品を揃えるのがベストです。
因みに実際どういうものか見たい人は以下の動画をどうぞ。YouTubeに上がっていた GTX 580 の4枚差し!の動画です。このマシン、一体いくら位掛けたのでしょうか…?
GTX(グレード)
その製品の等級を表しています。GS → GT → GTS → GTX → GTX+の順で高性能になっていきます。
5(シリーズ番号)
この番号が大きいほど新しい製品です。
80(シリーズ内型番)
同じシリーズ番号の中で、この数字が大きいほど高性能です。
3GB 2枚組(ビデオメモリ容量)
グラフィックボード自体に搭載されているビデオメモリ(VRAM)の容量です。モニターに描画するためのデータを、一時的に保存しておくための場所の容量を表しています。
容量が大きい程一度に処理できる量が多いので、描画がスムーズになります。特に3Dゲームをする時は、この容量が多いとナイスですよ!この場合は3GBが2枚なので6GB、ですね。
4スロット使用(スロット使用数)
これはどういうことかと言いますと、グラフィックカードがデカイ(冷却用のヒートシンクが巨大だったり)ので、隣(下)のスロットまではみ出してしまうから、結果的&物理的にもう1スロット使えないという事です。結構アナログで野蛮ですね。
購入後、さらにパーツの書い足し等の拡張性を気にしている人は要チェックです。
この例では、GTX580 2枚で2スロット消費し、その結果GTX580 がデカいのではみ出してしまい、2スロットが使えませんよ!ということです。
因みにちょっと古いですが、右上の画像は GeForce 8600GTS が2スロット使用している状態の写真です。スロット使用が良く分かっていない人は拡大して実際にどういうものか見てみて下さいね。これは管理人マシンっす。
DVI接続端子搭載基数(DVI×2)
DVI接続端子とは、誤解を恐れず&難しい表現を使わず噛み砕いて言いますと、パソコンとモニタを繋げるケーブルの「差し込み口」の名前です。
パソコンとモニタを繋げる方法(規格)は何種類かありまして、その中の一種です。
2011年現在このDVIは主流となっています。一昔前は D-Sub15pin と言われるものが主流でしたが、ここでは説明は省きます。
右の画像は上がDVIケーブル(いわゆるオス)で、下がグラフィックボード(GeForce GTX580)のDVI端子…差し込み口(いわゆるメス)になります。
さらに細かな話に移ります。DVI端子には「DVI-D」と「DVI-I」、そして「DVI-A」の3種類が存在します。
DVI-Dはデジタル専用の端子で、DVI-Iはアナログ・デジタル兼用です。DVI-Aはアナログのみです。DVI規格というのは、デジタル信号で液晶モニタなどに高画質データを送れるのが特徴なので、DVI-Dでないとその特徴を生かすことができません。
デジタル出力は映像に劣化がありませんが、アナログはノイズの影響を受けてしまい、色が変わってしまうことがあります。
また、DVI-D、DVI-Iにはそれぞれシングルリンク、デュアルリンクという種類が存在します。シングルリンクは、解像度が 1600 × 1200 ピクセル(ワイドなら 1920 × 1200 ピクセル)までしか出力できません。
それを越えるモニタ出力をする場合は、デュアルリンクが必要です。
因みに図で説明しますと…。
このような種類が存在します。それぞれの形状・特徴から分かるかと思いますが、一番融通が利く端子は、DVI-I(デュアルリンク)ですね。
ここでちょっと気を付けて欲しいのが、グラフィックボードによってはデュアルリンクの端子を装いつつもシングルリンク、という厄介なのもがあったりしますので、端子の形状だけで判断しないようにした方が良いかもです。
さらに、デュアルリンク端子が付いているグラフィックボードでも、ケーブルがシングルリンク用だと、シングルリンクになってしまいます。
つまり、 大画面を調子コイて購入しても解像度が 1600 × 1200 ピクセル(ワイドなら 1920 × 1200 ピクセル)までしか出力できない…orz、ということになってしまいます。
逆のパターンも然りです。ケーブルがデュアルリンクなのに、グラフィックボード側がシングルリンク端子だと意味なし!ですね。
HDMI接続端子使用数(HDMI×2)
HDMI(High-Definition Multimedia Interface)は、映像や音声データを1本のケーブルでデジタル信号で送ることができるもの(規格)です。
先に書いたDVIをAV用途(音や映像を扱う電気機器…テレビとかですね。)に特化させたものです。位置づけとしてはDVIの後継です。
HDMI-DVI変換ケーブルやアダプターも市販されているので、DVI接続への対応も可能です。
右の画像は上がHDMIケーブル(いわゆるオス)で、下がグラフィックボード(GeForce GTX580)のHDMI端子…差し込み口(いわゆるメス)になります。
よくDVIとHDMIの画質の違いが気になるという意見を見ますが、違いはありません。映像信号そのものは基本的にどちらも同じです。
違いというのは、HDMIは音声信号もまとめている、という点です。よく分からない人はあまり考えずに普通にDVI接続しておけば問題ないです。
補足として、DVIとHDMIの違いが分かる比較表を載せておきます。
HDMI | 比較 | DVI |
幅14mm × 高さ4.55mm 幅21.3mm × 高さ4.55mm 幅10.5mm × 高さ2.5mm |
端子の大きさ | 幅24.03mm × 高さ7.72mm |
AV機器中心 (TV・DVDレコーダー) |
採用される機器 | PC・モニター プロジェクター |
映像・音声 | 伝送する信号の種類 | 映像 |
ほぼ全製品で対応 | 著作権保護技術(HDCP) | 一部製品で対応 |
米HDMIライセンシング | 規格策定団体 | 米DDWG |
DisplayPort接続端子搭載
液晶モニタなどのデジタル・ディスプレイ装置の為に設計された映像出力インターフェース(2つの間に立ち、情報のやり取りをするもの、その規格)です。
こちらもHDMIと同様に変換ケーブルがあり、DVIへの変換が可能になっています。(※右図参照。)
2011年現在は、音声信号伝送に関してはオプションで、機器によって対応 or 非対応のものがあります。
DVIの後釜として、HDMIの対抗規格としての位置づけが世間ではされていますが、実際はHDMIやDVIの改良版として策定されました。(VESAという、パソコン用モニタ関連の共通技術規格を策定している業界団体が世の中にはあるんです。)
モニタ接続インターフェースはこ色々あって面倒くさいです。2011年現在は、先に紹介したDVI・HDMI・DisplayPort、この3つの規格が主流としてありますが、DVIは今後歴史に埋もれ、HDMI か DisplayPort が天下を取るのだと思います。
今のところHDMIが優勢…?ですかね。共存もあるかと思いますが。個人的にはめんどくさいのはイヤです。
カスタム時によく見かけるグラフィックボード関連用語
前項で色々な用語を解説しましたが、それ以外にも知っておくとグラフィック機能のカスタマイズへの理解が深まる用語を解説します。
CrossFire(X)接続
CrossFire(クロスファイア)とは、ATI社が開発したマルチグラフィックカード技術です。グラフィックカードをマザーボード上に複数枚挿入して処理能力を向上させることが可能です。
現在は最大4個のグラフィックカードで並列動作可能なCrossFireXも登場しました。GPUが2個搭載のグラフィックカードは2枚まで、単一のGPUグラフィックカードは4枚まで接続可能です。ザックリ言うと、nVIDIA社のSLIと同じような技術です。
どんなものか分からないという方…YouTubeに動画がありましたのでリンクしておきます。
ベンチマーク
パソコンの性能を計るための指標のひとつです。ベンチマークソフト(3D Mark Vantage、FFのベンチマークソフトなどが有名)で測定をし、性能を数字化してくれます。数字が高いほど性能は高いといえ、ゲームやクソ重いアプリケーションソフトがスムーズに動き、画面がカクカクしづらくなります。
グラフィックカードの性能は、ベンチマークの結果を大きく左右するパーツとして重要視されています。ごく一般的な使用用途においては、そんなに数字が高くなくても全く問題ないのですが、例えばパソコンで『ファイナルファンタジーの新作をやりたい!』…といった場合は気にした方がいいです。
ファイナルファンタジーの公式サイトでも、スコアに応じた快適度を案内しています。(※右画像はFF公式サイトのキャプチャです。)
このような処理の重たそうなゲーム用途においては、オフィシャルサイトなどで案内している最低限のスコアは出しておきたい所ですね。
この世界はマニア心をくすぐるらしく、結果を自慢したがる人や、特定のベンチマークソフトのスコアの為だけに(パソコン)人生を捧げる人達もいる?ようです。
PCI Express x16(スロット)
高性能グラフィックカードの接続に利用します。最近のマザーボードには必ず付いているのであまり意識しなくても大丈夫です。先に解説した SLI や CrossFire などを自分で構築する場合はそのスロットの数を意識しないといけません。