プリンターの選び方&おすすめランキング

プリンターおすすめランキングと選び方のポイントを解りやすく解説!!

プリンターのおすすめランキングと選び方のポイントを解りやすく解説!!

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    2019年モデル登場!! おすすめランキング 家庭用インクジェットプリンター

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    Canon PIXUS(ピクサス)TS8230

    写真も文字もキレイは本当!! 買い替えで悩んだけどやっぱりCanonに落ち着く魅力は凄い!! とりあえずこれ買っておけば間違いナシ!

    Canon PIXUS(ピクサス)TS8230
    発売日 2018年 9月6日
    インク 6色(独立インクタンク)
    最高解像度 4800 × 1200 dpi
    最大用紙サイズ A4
    給紙方式 後トレイ/カセット
    マルチトレイプリント 12cmメディア(プリンタブルディスク)
    オリジナルネイルシール
    給紙可能枚数 普通紙
    (後トレイ/カセット)
    100枚/100枚
    郵便はがき(後トレイ) 40枚
    カラー液晶モニター 4.3型TFT(タッチパネル)
    対応インクタンク 大容量 BCI-381XLC/381XLM/381XLY/
    381XLBK/381XLGY/380XLPGBK
    標準容量 BCI-381C/381M/381Y/381BK/
    381GY/380PGBK
    小容量 BCI-381sC/381sM/381sY/381sBK/
    381sGY/380sPGBK
    インク残量検知機能 ドットカウント方式
    稼働音 約 49.0 dB(A)
    外形寸法
    ※カセット収納時トレイ/突起部含まず
    約(幅)373 ×(奥行)319×(高)140 mm
    質量
    (プリントヘッド、インクタンクを含む)
    約 6.6 kg
    メーカー公式サイトでさらに詳しい仕様を確認
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    EPSON Colorio(カラリオ)
    EP-881AW/AB/AR/AN

    3Way給紙が魅力的!! 普通紙も写真紙も髪を入れ替えないですぐにプリントできて便利!!

    EPSON Colorio(カラリオ)
EP-881AW/AB/AR/AN
    発売日 2018年 9月13日
    インク 6色(独立インクタンク)
    最高解像度 5760 × 1440 dpi
    給紙容量 フロントトレイ A4:最大100枚(75g/m2)、ハガキ:最大60枚(上トレイ 最大20枚、下トレイ 最大40枚)
    リア(背面)トレイ 手差し最大枚数1枚(最大サイズ A4、リーガル、最大紙厚 0.6mm)
    用紙 単票紙 サイズ カード、名刺、L判、2L判、KG、ハイビジョン、六切、A6縦~A4縦、リーガル
    厚さ 普通紙/0.08~0.11mm、当社純正プリンター用紙/最大0.30mm、手差し:最大0.6mm
    封筒 洋形封筒1号~4号、長形封筒3号/4号
    ハガキ 郵便ハガキ、郵便ハガキ(インクジェット紙)、郵便光沢ハガキ(写真用)、郵便往復ハガキ、純正ハガキ
    Blu-ray / DVD / CDプリントトレイ フロントローディング方式(手差し)
    12cmメディア対応
    消費電力 約 20 W(スタンドアローンコピー時)
    外形寸法(使用時) (幅)349×(奥行)527×(高)183 mm
    質量 約 6.8 kg
    液晶モニター 4.3型ワイドタッチパネル
    印刷速度(標準) A4 写真 <光沢> 約 50 秒
    L判 写真 <光沢> 約 13 秒
    インク+用紙コスト
    カメ(増量) 約 20.6 円
    カメ 約 26.5 円
    A4カラーインクコスト カメ(増量) 約 12.0 円
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    brother PRIVIO(プリビオ)
    DCP-J978N-B/W

    リーズナブルに家庭用プリンターを導入するならブラザー!スマートフォン・タブレットや各種クラウドに対応 モバイル・クラウド接続!!

    brother PRIVIO(プリビオ)
DCP-J978N-B/W
    発売日 2018年 9月19日
    インク 4色(独立インクタンク)
    最高解像度 6000 × 1200 dpi
    記録紙サイズ L判 ~ A4
    給紙トレイ最大枚数 100 枚
    排紙トレイ最大枚数 50 枚
    自動両面プリント 有り
    CD/DVD/BDレーベルプリント 有り
    消費電力 待機時 約 0.2 W、コピー時 約 17 W
    外形寸法(突起物除く) (幅)400×(奥行)341×(高さ)172mm
    質量 約 8.6 kg
    液晶モニター 2.7型TFTタッチパネル
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    いやー。いやいやいやいや。去年の年末にほんと久々にプリンター買ったんですが、マジで進化してますね家庭用インクジェットプリンター。ちょっと感動しましたよ。本体の値段も総じて超安くなってますし。(まあプリンターはインクが高いので本体は安くあって欲しいんですが。)

    試しにTwitterでアンケートを取ってみた

    プリンターシェアアンケート

    こちらは、私の知り合いのゼミ長さんという方がTwitterでアンケートを取った結果なのですが、やはり Canon PIXUS が強いですね。家庭用インクジェットプリンターですと、このアンケート結果は、今の市場のシェアの割合にかなり近いのではないか?と思います。

    最終的には Canon の「文字も写真もキレイ」というバランス感が人気を集めているのだと思います。その他、このアンケートを取っている時のやり取りを見ていますと、例えば『コスパでブラザー選んでる。』ですとか『複合機じゃなくていいなら、NECのカラーレーザーっていう選択肢も。リサイクルトナー使えてある程度まともな発色してくれる。』

    『自宅はpixusですが、事務所はsateraっていうA4サイズのカラーレーザープリンタ置いてます。』『私は、canonを利用していますがその前はEPSONとHPでした。画質はやはりEPSONでしたが用紙づまりが多発し、HPは年賀状の写真タイプ(厚い紙のやつ)だと、吸収ミスが多発で買い替えとなりました。企業向けはXEROXが好きですね。』

    なんてやりとりもありました。とても参考になりますね。最終的には用途でしっかり選ぶのがベストだと感じています。

    ウチ、プリンターを前回買ったのが5年位前なんですが、その時は Canon PIXUS iP4700 でした。んで、今回は新しいモデル、Canon PIXUS TS9030を買いました。ギリギリまで TS8030 の方と迷ったんですがビジュアルで一目ぼれでコッチに。総じて超安いと言っておきながら結構お高めのヤツになっちゃいましたがめっちゃ満足です。この後でレビューしてますので興味がある方はどうぞ。

    今回色々と調べたりして分かったことが沢山あるので、当サイト独自のおすすめランキングを作ってみました。めっちゃガチで作ったので参考になれば幸いです。ビバ!家庭用インクジェットプリンター超!!おすすめランキング!

    キャッシュバックは絶対にチェックしよう!!

    キャッシュバックは絶対にチェックしよう!!

    ↑このキャプチャは Canon のキャンペーンのものですが、大体 Canon をはじめ、人気のプリンター… EPSON、brother あたりではこういった節目節目でキャッシュバックキャンペーンをやっています。

    特に年賀状の時期は、各社ともに書入れ時ですから必ずやってますね。この時期にプリンターを購入するのが最も賢いかもしれません。

    また時期が来たらこちらで解りやすく各社のキャッシュバックキャンペーンを比較してまとめたいと思います。大抵どこも領収書などの購入証明書を元に 3,000円~5,000円 のキャッシュバック、インクを同時購入する事でさらに数百円~数千円のキャッシュバック、というパターンが多いです。

    種類はざっくり4種類から!どのタイプがいい?

    プリンターは、インクの種類や印刷する紙の種類、大きさなどによって、何種類かのタイプに分かれています。現在、一般的な家庭に最も普及しているプリンターはインクジェットと呼ばれるタイプですね。『プリンターを買うぞ!』ってなったら、通常はこのインクジェットタイプを買う事になるでしょう。

    それ以外に例えばSOHO(小規模オフィス)では、カラーレーザープリンターを選ぶ人も居ます。あとは写真を手軽にプリントアウトするだけ、という人は機能が絞り込まれてコンパクトなフォトプリンターなんかを買う人もチラホラ。ちょっとまとめてみましょう。

    インクジェットプリンター

    インクジェットプリンター私たち一般人が『プリンター!』と言う時は、大抵このインクジェット型のことを指します。家庭用途として設計されていて、電力消費や騒音が抑えられています。

    SDカードやUSBフラッシュなどの各種メモリーカードからの直接印刷も出来ます。

    また、CD-Rの表面にレーベル印刷もできます。その他、スキャナーやコピー・FAX機能、最近では、スマートフォンやPCタブレットからWi-Fiなどのネットワークを使って直接印刷できるような、クラウドと連携した超便利なプリンターも登場しています。(こういった複数の機能を持つものを複合機と言います。)凄いです!!

    フォトプリンター

    フォトプリンター印刷の仕組みはインクジェットプリンターと同じです。インクジェットよりコンパクトになっていて、写真を手軽にプリントできるような設計になっています。

    軽いのがメリットで、外でも印刷が可能なモバイルモデルもあります。年賀状の作成&印刷機能がある機種もあり、一般的な2大用途の「写真」「年賀状」の印刷に特化したプリンターになっています。

    普段あまりパソコンなどの電子機器に馴染みのない方に人気です。

    レーザープリンター

    レーザープリンターその名の通りレーザー光線を利用して印刷します。カラーレーザーモノクロレーザーがあります。

    インクジェットに比べて印刷の速度が速いのが特徴で、レーザープリンターは主に普通紙を印刷用紙に想定して作られています。

    印刷コストはインクジェットよりも安いのと、モノクロ印刷はインクジェットを上回る鮮明さで印刷できます。カラーの場合でも写真レベルでなければとても鮮明な印刷になります。

    本体価格は、最近は小規模で事業をする方も増えたので、その需要に応えるべくインクジェット並の安いものも発売されています。デメリットは、本体が大きいという事と、感光ドラムという消耗品があり、交換費用が高いです。消費電力もインクジェットと比べて高いですね。

    ドットインパクトプリンター

    針のような極細のピンを縦横に並べた印字ヘッドを、インクリボン(テープ状のインクカートリッジ)に叩きつけ、その圧力で紙に文字の形の跡を付けることで印刷をします。

    いわゆるタイプライターのような感じですね。ドットインパクトは解像度が低いので、綺麗さや鮮明さは求められません。

    しかし、ヤマトや佐川とか各種伝票など複写式の用紙にも印刷できるので、最近のインクジェットやレーザーの低価格化が進んでも、事務用として重宝されています。フルカラー印刷にはほとんど対応していません。

    …という感じで大まかに4つのタイプを紹介しましたが、基本インクジェットプリンターを買っておけばOKです。紙や写真紙にパソコンで作成した資料や画像を印刷する目的であればコレ一択ですね。

    仕事でモノクロ印刷を大量にする場合はレーザープリンターを考える事になりますが、ドットインパクトは業者じゃない限り使わないし、フォトプリンターを買うならあまりお値段的につらくないし、機能が色々あるインクジェットが良いです。

    インクジェットプリンターは活用の幅が広くモデルによっては多機能、インクなどの消耗品の種類も互換性があるものが多く一番安心して使えるプリンターです。

    プリンターはとにかくインクジェットにしておけば間違いないですよ★

    選び方ポイント!対応インクの形状・色数・種類

    という事で、ここからは主に需要があるインクジェットプリンターを話題の中心にしてお話ししていきます。選び方のポイントですが、まずは対応しているインク(カートリッジ)についてチェックする事が、失敗しない選び方としてはベストだと思います。

    インクカートリッジの形状…独立型か一体型か?かかるお金の問題!!

    はっきり言ってインクカートリッジってクソ高いですよね。だから出来るだけ安い方がランニングコストが抑えられて、長い目で見たら凄く経費の節約になります。いや、マジで本当にプリンターのインクは高いので。(おこ!)

    自分はとりあえずこのランニングコストが一番気になります!最重要視してます!

    そこで絶対にチェックするのが、欲しいプリンターに対応しているインクカートリッジが、1色1色バラになっている独立型なのか?全ての色か一緒になっている一体型か?という事です。それぞれの特徴と違い、メリット・デメリットは…、

    独立型インクカーリッジ (ヘッド)一体型インクカーリッジ
    独立型 (ヘッド)一体型
    現在、インクジェットプリンターのインクのほとんどがこの独立型です。どれかの色が切れたらプリンターが知らせてくれて、交換します。 全部の色、または複数の色が1つのカートリッジ内に収められています。安価なインクジェットや、本体が小さいフォトプリンターなどにも採用されています。
    メリット
    ランニングコストが安く済む 目詰まり&ヘッドの劣化し難い
    デメリット
    あまりないかも…。 1色切れたら全交換でもったいない…。

    こんな感じでしょうか。

    一体型のメリットで「目詰まりやヘッドの劣化の心配がない」という事を挙げましたが、それがそのまま独立型のデメリットになるような事は、現在発売されている独立型プリンターでは、ほとんど無いでしょう。

    それこそ毎日大量に印刷をしない限り、目詰まりやヘッド劣化でダメになるという事態にお目にかかるのは珍しいと思います。

    とにかくインク代が安く済むというのはめっちゃ大事なポイントだと思いますから、ここは個人的には独立型インクカートリッジ対応のプリンターをおすすめします。

    どうしても欲しいプリンタが一体型じゃない限り独立型が財布に優しい!

    インクの色数でランニングコストと画質のバランスが決まる!!

    次にポイントなのが色の数です。独立型の話に置き換えるとインクカートリッジの数と一緒です。例えば4色の場合と10色の場合では、当然だと思いますが10色のインクジェットプリンターの方が本体もインクもかかるコストは高くなります。

    色の数が多ければもちろん高画質です。ですから色の数を基準にプリンターを選ぶという事は、イコール安さを重視するか?クオリティを重視するか?という話になります。

    印刷物に求める画質と本体価格のバランスを考えて、自分に最適なモデルを選びたい所です。

    色数 カラー構成 取扱メーカー 特徴
    4色 シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(BK)の4色独立型 EPSON
    BROTHER
    4色の染料または顔料インクです。文書印刷が主な用途ならこれで十分。独立タイプでランニングコストが安くつきます。
    シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色一体型+ブラック(BK)の1色独立型 Canon
    HP
    4色でもこのように、シアン、マゼンタ、イエローが一体型+ブラックが独立型になっているものもあります。
    シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(BK)の4色一体型 EPSON 4色一体型です。コストの面で高く付くデメリットがあります。
    5色 シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(BK)、ブラック(PGBK) Canon PGBKは顔料のブラックです。文字印刷の時くっきりと印刷できる顔料で、写真印刷の時は発色の良い染料が使われます。
    6色 シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(BK)、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM) EPSON 独立タイプの6色染料。データに応じてインクを5段階に調整し、なめらかなグラデーション表現などが可能な機種も。
    シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(BK)、フォトシアン(PC)、フォトマゼンタ(PM) CANON 染料6色。写真のプリントに適したインク。
    シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(BK)、ブラック(PGBK)、グレイ(GY) 染料インクにグレー採用、色安定性を実現。文字ブラック(顔料)は濃度とコントラストが高く、細かな文字も滲み難い。

    ちょっとプリンターの情勢が流動的で情報の正確性が怪しいですが、大体こんな感じです。この他にもプリンターのメーカーはありますし、8色、10色タイプなどもありますが、ここでは割愛します。

    顔料インク・染料インクとは?特徴と違いについて

    上の色数の話で顔料インク・染料インクという用語を出しましたが、この2つの用語について解説しておきます。

    染料インクと顔料インクの特徴と違い

    染料インクのプリントは…、 顔料インクのプリントは…、
    発色が鮮やか!! 色の再現力が精細!!
    光沢感がある!! 速乾性があり色の安定が速い!!
    印刷のスピードが速い!! 美術品レベルの印刷が出来る!!
    つまり、簡単に言うと…、
    染料インクは写真の印刷に最適!! 顔料インクは文字の印刷に最適!!

    という感じで、それぞれ適した用途があるのです。

    更に、メーカーによっては例えば4色でもシアン、マゼンタ、イエローが染料で、ブラック(黒)だけ顔料というハイブリットタイプもあります。これは、黒の用途として文字を印刷する事が多いためです。顔料の黒は染料に比べて鮮明です。

    写真も文字も綺麗に印刷したい方はこういったハイブリットタイプを選ぶと良いかもしれません。因みに染料インクよりも顔料インクの方がお値段は高めです。

    なんちゃらdpiとは?解像度について理解しよう!

    プリンターを選ぶ時にちょいちょいに目に入ってくる数字があります。

    解像度(dpi)ってなに?

    この(9600)dpiっていうヤツ。dip(ディーピーアイ)。

    なんでしょうか。でも我々でも耳慣れていて、量販店に行くと『解像度も9600dpiと高解像度ですし!』みたいなトークをかまされる事もありますし、まり詳しい人じゃなくても、解像度(dpi)の数字が高いとプリンターの画質が高い、みたいなイメージを持っていると思います。

    でも詳しくは分からない、みたいな。そんな関係が解像度、dpi。という事で、ここでは曖昧にしている解像度(dpi)について、解りやすく解説していこうと思います。

    プリンターにおける解像度の高さは必ずしも写真のクオリティの高さに比例しない!!

    解像度ってデジカメとかスマホとかディスプレイ(モニター)とかでも聞きますが、それぞれに意味が違ってきます。

    解像度について調べてまとめ出すととんでもない事になる事が判明したので、解像度の全体的な話は↑に譲るとしまして、ここではプリンターの解像度に絞ってお話しようと思います。

    解像度(dpi)というのは点の密度を表す!!

    解像度…dpiとは「dots per inch(ドット パー インチ)」の略で、日本語で言うと、ドット毎インチですね。ドットは聞いた事あるかと思いますが、画面でもインクでも点の事で、インチは日本の長さの単位センチに直すと約2.54cmです。

    dots per inch(ドット パー インチ)…2.54cmの幅の中にいくつトット(点)が並んでいますか?という事。・

    つまり、300dpiなら、2.54cmの幅に300の点があり、9600dpiならなんと!9600もの点がある、という事になります。解像度の数字が高いほど1インチの幅にある点の数が多いのですから、基本、精密な描画ができます。

    高解像度と低解像度の印刷におけるドットの違い

    このように、印刷物の精密さ・精細さに差が出てしまう場合があります。

    しかし!現在のデジカメやiPhoneなどのスマホ・携帯のカメラの解像度や、一般向けに販売されているプリンターの解像度は、もはや超絶キレイなので『解像度が~。』なんて気にしなくても、A3、A4、はがき、L版の写真などの印刷物であれば、ぜんぜん気にしなくてOKです!

    一般的な印刷であれば300dpiもあれば十分なんです。私…、昔写真屋に勤めていた事がありまして。そこで得た知識です。

    300dpiあたりを超えてくると、もうこれ以上解像度が高くても、肉眼でその差なんて分からないんです正直。 つまり、300dpi も 9600dpi も、たいていの大きさの印刷物なら同じに見えちまう、って事なんです!

    ですから、現在は解像度(dpi)は写真のクオリティを決める要素としては重要じゃないですね。それよりも紙の質とかインクが染料か顔料か?とか、そういった部分に拘った方が良いと思います。

    300dpiあれば印刷物は綺麗!解像度よりもインクの種類とか紙に拘ろう!

    スペック表・仕様の読み方

    プリンターのカタログなどにあるスペック表(仕様)なんてマジマジと見たこと無いと思いますが、もしこのスペック表に出てくる用語の意味を完璧に…いや、ある程度理解する事ができたら、そりゃもう間違いの無いプリンター選びができる事でしょう。

    という事で、知りたい方に向けて解りやすく解説したいと思います!

    Canon インクジェットプリンター PIXUS MG7730F を例にスペック(仕様)を抜粋して解説

    PIXUS MG7730F
    PIXUS MG7730F
    最高解像度(dpi) 9600(横)×2400(縦)
    インク滴サイズ(最小) 1pl
    プリントヘッド 総ノズル数 計6656ノズル
    各色ノズル数 C/M/GY×各1536ノズル、Y/染料BK×各512ノズル、顔料BK×1024ノズル
    プリント必要マージン
    (カット紙)
    フチなしプリント時 上下左右:0mm (対応用紙サイズ:A4・L判・2L判・KG・六切・はがき※3)
    通常時 上端:3mm、下端:5mm、左右:各3.4mm(レター・リーガルは左:6.4mm、右:6.3mm)
    自動両面プリント時 上端:5mm、下端:5mm、左右:各3.4mm(レターは左:6.4mm、右:6.3mm)

    ここに登場する用語について解説していきます。

    最高解像度(dpi)9600(横)×2400(縦)

    解像度について更に詳細に表している数字です。意味は『最高で、横9600dpi、縦2400dpi で印刷が可能ですよ。』という事です。

    先ほど解像度について解説しましたが、縦の数字が出来ました。それを踏まえて、解像度についてさらに掘り下げて解説していこうと思います。

    横の最高解像度について

    横 9600dpi の意味は、約 2.54cm の幅に、『どれ位の密度でインクの点を並べる事ができるか?』という事ですが、これはすなわち、プリンターのインクヘッドが、横に2.54cm移動した時、ノズルから9600個ものインクの点が噴射される、と言い換えられますね。

    そして、ここから最高解像度の話をしますと、みなさんも経験があるかと思いますが、プリンターで印刷する時に、印刷設定画面で「普通」「速い」「きれい」とか選びますよね?

    実は、この設定を変えるとインクを置く密度が変わるのです。イコール、印刷の解像度が変わるのです。「きれい」の設定で印刷すると、凄く印刷のスピードが遅いですよね?あれは、高解像度で高密度な印刷をしているからなんです。インクの点をいっぱい置いていくので、ヘッドが頑張っているんですね。

    だから、最高解像度という用語が使われるんです。

    縦の最高解像度について

    縦の最高解像度は、プリントヘッドのノズルの密度を表します。 プリントヘッドにはインクを噴射するための小さな穴…ノズルがぶわわーーっと並んでいます。この穴からインクを噴出して、紙にドットを並べ、描画していきます。

    この穴が、1インチ(2.54cm)の縦幅の中に2400個存在しているのが、すなわち「縦2400dpi」という訳です。縦の解像度は、「普通」「速い」「きれい」などに設定を変更したとしても、ヘッドが縦に滑るわけではないので間隔は変わりません。

    つまり、印刷の画質設定(印刷速度)に左右されないという事になります。

    最高解像度で印刷するためには!?

    実は、『最高解像度で印刷したい!』と思っても、プリンター以外の条件によって実際の解像度は変わるので、ガチで最高解像度を目指すのであれば、プリンターの指定したメーカーの最高品質の印刷用紙を使い、さらに最高密度の印刷設定で望まないと厳しいかもしれません。

    ただ、さっきも解説をしましたが、紙媒体のある程度一般的によく見るサイズの紙への印刷であれば300dpiもあれば十分キレイなので、昨今のウルトラ高解像度の出番はほぼほぼ無いと思います…。

    最近のプリンターは解像度が鬼高いのでもはや気にする必要なしですね!!

    インク滴サイズ(最小)1pl

    インク滴サイズというのは、インクジェットプリンターが印刷対象物に打つことが可能なサイズの事です。その最も小さいサイズが 1pl という事です。数が小さい程、細かくインクの噴射がコントロールできる=画質が良いです。最近はこの 1pl や 1.5pl が主流です。

    pl はピコリットルの略で、なんと!1pl は1兆分の1リットルです!!すげー!

    この小ささはつまり、インクを噴射するノズルと呼ばれる部分を極小化していく技術…つまり解像度の数字を上げる技術に比例するので、プリンターの解像度が上がれば上がるほど、0.5pl だの 0.3pl だのにしていかないと対応できなくなります。

    いやはや、プリンターの精密さ一は体どこまで進化するのでしょうか…。

    プリントヘッド ノズル数

    プリンターのプリントヘッドにはノズルと呼ばれる部分があります。ノズルは、インクを吐出する数マイクロメートルという超極小の穴のことを指します。ノズルはヘッドの上に肉眼では見えませんが無数に並んでいて、その穴の数をノズル数と言います。

    ノズル数が多いほど、プリントのスピード(印刷速度)が速いです。

    因みにマニアックなスペックの見方として、Canonは染料のブラック(BK)と顔料のブラック(PGBK)があり、普通紙のモノクロ印刷だと顔料のブラック(PGBK)単体のノズル数は1024ノズルなので、カラー印刷の時よりも若干速度が違う…という事が分かったりします。

    プリント必要マージン(カット紙)

    マージンというのは余白のことです。「フチなしプリント時」「通常(印刷)時」「自動両面プリント時」それぞれのパターンで、印刷データ上で必要な余白をそれぞれ案内しています。

    …以上、プリンターのカタログとかで見るスペック表(仕様)で、ちょっと難しめの用語のピックアップ解説でした。

    メーカーによって得意分野が違う!!

    最後に、管理人の独断が多少混じってきますが、おすすめのプリンターを紹介したいと思います!プリンターは各社得意とする分野が、傾向としてありますので、そのあたりもしっかりと説明したいと思います!

    現在はこの3大メーカーがブイブイいわしてる!!

    プリンターは他のPCメーカーやPCパーツのベンダー、はたまた周辺機器のメーカーよりも選択肢は少ない方だと思います。だから割と選ぶのは楽だと思っています。

    ここでは家庭用向けのインクジェットプリンターをメインにお話しましたから、その基準で言うと、Canon(キャノン)、EPSON(エプソン)、BROTHER(ブラザー)の3大メーカーから選べばOKでしょう。

    さらに代表的なモデルを挙げ、特徴やおすすめポイントも紹介します。

    写真も文字もキレイに。バランス重視ならキャノン

    Canon(キャノン) PIXUS(ピクサス)シリーズ
    PIXUS(ピクサス)
    文字も写真もキレイに。バランスの良さがウリです。染料インクと顔料インクを組み合わせたハイブリットプリンターは今の所Canonだけで、印刷する媒体に応じて最適なインクが使われます。デザイン面では個人的に一番カッコイイと思います。Wi-Fiのネットーワークを使ったダイレクトプリントや、スマートフォンをタッチするだけで印刷できるNFCへの対応モデルなど、最先端の機能を導入するスピードが早いです。
    特徴・ウリ 写真は写真の持ち味がそのまま出てくる!!
    こんな方におすすめ 文字も写真もどちもキレイに!! という方におすすめ!!

    写真をキレイに見たい方に。プリンター界の重鎮エプソン

    EPSON(エプソン) Colorio(カラリオ)
    PIXUS(ピクサス)
    プリンター市場の生みの親的存在のエプソン。4色に、レッドとグレーを加えた新しい6色インクモデルでは、写真の印刷において階調を豊かに、滑らかなグレーも表現します。染料インクのプリンターに特化してますが、それは即ち写真の印刷に向いているという事になります。写真印刷は、どんな画像でも一定の補正をしてくれて、鮮やかで美しい仕上がりの写真が出来上がります。
    特徴・ウリ 写真が鮮やか!!
    こんな方におすすめ 文書はいいから写真をキレイに印刷したい!! という方におすすめ!!

    コストを抑えたい方に!! 電話付きでSOHO向けのブラザー

    Brother(ブラザー) PRIVIO(プリビオ)
    PIXUS(ピクサス)
    いつの間にか、国内のシェアはNo.3まで成長したブラザーです。ライバル他社が単機能モデルを中心に生産している時代から、複合機を主力にしてきました。電話が付いているのが最大のウリで、コストも安く、SOHO(小規模オフィス)で事業をする方々から絶大なる支持を得ています。プリンタ本体の価格はリーズナブルで画質の面では他社に評価を持っていかれてしまっていますが、最近登場した4色インクでもきれいに印刷することができる「技ありインク」が中々好評のようです。
    特徴・ウリ 複合機が充実!! 電話付きはブラザーの専売特許!!
    こんな方におすすめ 小規模のオフィスで仕事をするSOHOの方におすすめ!!

    以上、3大メーカーの特徴とおすすめでした!

    現状、プリンター三国志の勢力図はこのままいくであろうと思いますが、HP(ヒューレットパッカード)NEC(MultiWriter/マルチライター)など、目が離せないメーカーもあります。

    管理人のイチオシ!おすすめメーカーは?

    ずばり私はCanon(キャノン)をおすすめします!理由はズバリ!PIXUSのデザインが好きだからです!『えっ?そんな理由?』と思われるかもしれませんが、はっきり言って今のご時世のハイスペックのプリンターであれば、あまり印刷物のクオリティに差がないのが正直な所です…。

    実際に管理人はCanonのインクジェット「PIXUS」を使用していますが、Canon がウリにしている、BK(染料ブラック)、PGBK(顔料ブラック)のハイブリッド印刷は結構好きです。

    それと、年賀状の印刷をするのですが、私は写真とかモニターもそうなんですが、出来るだけマットな雰囲気で、鮮やかさよりも若干褪せた感じの方が好きなので、鮮やかに補正がかかるEPSONよりも、Canonが好みです。

    ずっとPIXUSユーザーなので、機種を換えるのが億劫というのもあります。インクを踏襲できますし。っていうか、それが一番おっきな理由かもしれません。(笑)

    Canon PIXUS(ピクサス)TS8230

    写真も文字もキレイは本当!! 買い替えで悩んだけどやっぱりCanonに落ち着く魅力は凄い!! とりあえずこれ買っておけば間違いナシ!

    Canon PIXUS(ピクサス)TS8230
    発売日 2018年 9月6日
    インク 6色(独立インクタンク)
    最高解像度 4800 × 1200 dpi
    最大用紙サイズ A4
    給紙方式 後トレイ/カセット
    マルチトレイプリント 12cmメディア(プリンタブルディスク)
    オリジナルネイルシール
    給紙可能枚数 普通紙
    (後トレイ/カセット)
    100枚/100枚
    郵便はがき(後トレイ) 40枚
    カラー液晶モニター 4.3型TFT(タッチパネル)
    対応インクタンク 大容量 BCI-381XLC/381XLM/381XLY/
    381XLBK/381XLGY/380XLPGBK
    標準容量 BCI-381C/381M/381Y/381BK/
    381GY/380PGBK
    小容量 BCI-381sC/381sM/381sY/381sBK/
    381sGY/380sPGBK
    インク残量検知機能 ドットカウント方式
    稼働音 約 49.0 dB(A)
    外形寸法
    ※カセット収納時トレイ/突起部含まず
    約(幅)373 ×(奥行)319×(高)140 mm
    質量
    (プリントヘッド、インクタンクを含む)
    約 6.6 kg
    メーカー公式サイトでさらに詳しい仕様を確認
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    …以上!めっちゃ長かったですが、きっとこれらを理解できればプリンター博士になれるでしょう。疑問・不安などは解決しましたか?もし宜しければシェアして下さいっす!

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