GALLERIA XG レビュー GeForce GTX 1080 搭載の最強ゲーミングPC!! ベンチマーク等

GALLERIA XG レビュー!! GeForce GTX 1080 はガチで凄い!!

    スペック紹介

    以前トラノマキでレビューした GALLERIA ZGGTX 1080 の凄さを目の当たりにしましたが、一番のネックは「お値段」でした…。余裕で20万円を超えてきたので、その数字にちょっと躊躇してしまった人も、あるいは居たかもしれません。

    そんなお財布事情と戦っている人におすすめしたいのがコチラ、今回レビューする GALLERA XG になります。GTX 1080 を搭載しながらも20万円を切ってくる構成(税抜き)にまとめてあります。当然 GALLERIA ZG と比較すると構成のスペックは落ちます。が。そのあたり詳しく解説していこうと思います。

    ほいじゃあいってみまっしょう!

    GALLERIA XG GALLERIA XG - ガレリア XG 20万を切って GTX 1080 搭載
    レビュー日 2016年 9月 3日(
    グラボ NVIDIA GeForce GTX1080 8GB GDDR5X
    Jet Stream 風 / PCI Express3.0)
    CPU Intel Core i7-6700
    (クアッドコア, 定格 3.40GHz, ターボ・ブースト時最大 4.00GHz, 8MB L3 キャッシュ, インテル ハイパースレッディング・テクノロジー対応)
    メモリ 8GB PC4-17000
    (DDR4 SDRAM, 4GBx2, デュアルチャネル, 最大 32GB)
    HDD 2TB(SATAⅢ 6Gb/s 接続)
    マザーボード インテル H170 チップセット搭載 ATX マザーボード
    光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(SATA接続)
    電源 AcBel 700W 静音電源 (80PLUS BRONZE / PCA015)
    サイズ 207(幅)x520.7(奥行き)x450.2(高さ)mm
    重さ 約13.9kg
    OS Windows 10 Home インストール済み
    プレゼント SSD 480GB
    ※仕様は変更してあることもあるので、必ず公式サイトを確認してみて下さい。
    GALLERIA XG の詳細・スペック

    ふむふむ。なーるほど。スペック表で見ると、以前レビューした GALLERIA ZG と違う所としてざっくりですが、

      GALLERIA XG GALLERIA ZG
    メモリ 8GB 16GB
    マザーボード Intel H170 Intel Z170
    電源 700W
    (BLONZE認証)
    800W
    (GOLD認証)
    HDD 2TB 3TB
    SSD 480GB
    (プレゼント)
    256GB
    (M.2接続)
    CPUファン 標準のCPUクーラー 静音パックまんぞくコース
    価格
    (2016年9月時点)
    196,980円 224,980円

    こんな感じの違いがありますね。因みに価格は税抜き。

    そしてさらに、搭載している GeForce GTX 1080 が違ったりしてます。

    GALLERIA XG GALLERIA ZG
    GeForce GTX 1080 JetStream 風 GeForce GTX 1080
    GeForce GTX 1080 JetStream 風 GeForce GTX 1080

    今回の GALLERIA XG には、見た目でもう顕著ですが、ファンが2基搭載されている GeForce GTX 1080 JetStream 風 が採用されているんですね。

    という感じでざっくり考えて、両者の構成の差がすなわち!価格差であるところの28,000円の差になっているという事です。コスパ的なことを考えると個人的には GALLERIA ZG をチョイスしたい感じではあります。なんといっても M.2 接続のSSDの力をエクスペリエンスしちゃってますからね。

    ここは完全に財布との相談&判断案件でしょう。

    システム用 SSD(480GB/Crucial SSD)の読み込み・書き込み速度の測定結果

    システム用 SSD(480GB/Crucial SSD)の読み込み・書き込み速度の測定結果

      Read [MB/s] Write [MB/s]
    Seq 554.6 413.0
    512K 327.3 234.5
    4K 485.3 440.4
    4K
    Q32
    25.90 112.2

    プレゼントのSSDですが、今回のレビューで搭載されていたのはクルーシャル製のものでした。前回レビューした GALLERIA SF に搭載されていたものと同じですね。

    データ保存用におすすめHDD(2TB/公式サイトではメーカーの明記なし)の読み込み・書き込み速度の測定結果

    データ保存用におすすめHDD(2TB/TOSHIBA)の読み込み・書き込み速度の測定結果

      Read [MB/s] Write [MB/s]
    Seq 217.5 211.3
    512K 1.383 1.332
    4K 217.7 215.1
    4K
    Q32
    0.627 1.336

    測定には CrystalDiskMark 5.1.2 Shizuku Edition x64 を使用しています。

    NVIDIA GeForce GTX 1080 のスペック(GPU-Zで確認)

    NVIDIA GeForce GTX 1080 JetStream 風のスペック(GPU-Zで確認)

    定番ソフトのGPU-Z 1.10.0で確認しています。GPUメモリーは Micron 製でした。

    CPU、グラフィック、マザーボード(チップセット)、メモリーなど、主要パーツのスペック詳細をCPU-Zで確認

    CPU、グラフィック、マザーボード(チップセット)、メモリーなど、主要パーツのスペック詳細をCPU-Zで確認 by GALLERIA XG

    CPU-Z 1.77.0 か×64 を使っています。

    GALLERIA XG 用 ATXケース のデザイン・I/O・内部の様子

    外観…デザイン・インターフェース(正面・側面・背面・天面・底面をチェック)

    オリジナル ガレリア専用 KTケース 正面のビジュアル(デザイン)

    正面のビジュアル(デザイン)です。ベイが5つ見えて、その下に前面インターフェース群と電源ボタン、下は吸気口というデザインになります。

    左側面の吸気口と、天面の排気口

    正面から向かって左側面の吸気口と、天面の排気口が見えます。標準構成の場合、天面の後ろ側にケースファンは最初から装備されているもです。例えばここから…、

    カスタマイズで自由にケースファンを構成(追加 or 取り換え)する事が可能

    このようにカスタマイズで自由にケースファンを構成(追加 or 取り換え)する事が可能です。選べるファンの種類も結構豊富で、ブルーに光るLEDモノもあります。

    ケースファンのカスタマイズで選べる種類(2016年9月3日時点)

    12cm 静音FAN +1,180円
    14cm 静音FAN +1,380円
    12cm 高速大風量FAN(約1600rpm)※排気音あがる +1,780円
    12cm 静音FAN(山洋製) +2,780円
    12cm ブルーLEDファン(約1,200rpm) +1,780円

    14cm角のもイケるんですね。

    左側面

    左側面には、ちょうどCPUがある位置に排気口が小さくあります。

    底面の様子

    底面です。シリコンゴム製で大きめいインシュレータ―が付いています。ここにもファンが取り付けられますが、カスタマイズでは項目がありません。あるのはフロントケースファンですね。

    大きいインシュレーター。これだけ空間が空く

    地面との浮きはこれくらい。しっかりと振動を吸収してくれそうです。

    フロントのインターフェース

    前面のインターフェース群と電源ボタン、そしてGALLERIAのロゴ。

    フロント面にあるインターフェース(I/O)構成

    前面 I/O USB 3.0 2
    SDカードリーダー 1
    micro SDカードリーダー 1
    サウンド マイク入力 1
    ヘッドフォン出力(ステレオミニプラグ) 1

    GALLERIA XG ケース背面

    背面です。特にコレといった注目すべきところはありません。

    リア面にあるインターフェース(I/O)構成(ASUS H170-PRO)

    前面 I/O USB 2.0 2
    USB 3.0(Type A x2) 2
    USB 3.0(Type C x2) 1
    映像出力 DVI 1
    HDMI 1
    DisplayPort 3
    サウンド マイク入力 1
    ライン入力 1
    ライン出力
    (ステレオミニプラグ)
    1
    LAN 1
    PS ⁄ 2 キーボード/マウス 1

    背面の ASUS H170-PRO の機能としては、現時点で GALLERIA ZG が搭載している ASRock Z170 Pro4S のマザーと比較すると、USBの規格と数に違いがあります。

    GALLERIA ZG と GALLERIA XG の背面USBポートの規格と数の比較

      GALLERIA XG GALLERIA ZG
      ASUS H170-PRO ASRock Z170 Pro4S
    USB2.0 2 -
    USB3.0 3 6
    ※マザーボードはドスパラ公式サイトでも明記していなので仕様変更の可能性は常にあります。

    その他にもサウンド面で違いなどありそうですが、調べるのが面倒(すんまそん!)なので割愛します。

    内部のパーツの配置や交換などのし易さ・メンテナンス性・拡張性などをチェック!!

    GALLERIA XG 内部のパーツたち

    内部を見ていきましょう。なるほど GTX 1080 がとにかくデカイ!それだけです。CPUクーラーはふっつーのヤツですが、これで大丈夫なのでしょうか。気持ち不安っちゃあ不安です。とにかくGTX 1080 が横幅を占拠していて、若干ケーブルを走らせ難そうな感じもします。

    天面(トップ)と背面(リア)に付いている標準構成のファン

    天面(トップ)と背面(リア)に付いている標準構成のファンです。

    CPU、CPUクーラー、CPU電源ピン、メモリ(スロット)

    CPU、CPUクーラー、CPU電源ピン、メモリ(スロット)はこんな感じ。もうちょっとCPUクーラーをグレードアップさせたい人は、カスタマイズで「静音パックまんぞくコース」をチョイスしてもイイでしょう。

    GALLERIA XG の肝「GeForce GTX 1080 JetStream 風」を詳しくチェック!!

    スロットにささっている状態

    意味はあまり感じませんが、スロットにささっている状態で下からあおってみました。

    補助電源が 8pin + 6pin

    おっと!JetStream 風 は、補助電源が 8pin + 6pin 構成でした!GALLERIA ZG 搭載の GTX 1080 は 8pin ひとつだったので、これは大きな違いですね。

    Palit 製の NVIDIA GeForce GTX 1080 JetStream 風

    これが Palit 製の NVIDIA GeForce GTX 1080 JetStream 風 です。かなりごっついです。2つあるファンの直径は9cmあります。

    Jet Stream 風のアップ

    ロゴがイカしてます。基盤の部分は板で保護してありますね。PaLiTのゴロもかっこいい。因みにこのロゴなんですが、

    温度によって色が変化する。自分の好みの色に設定可能。

    こんな感じで色が変化するんです!これは超イカスっす!

    この、RGB LED のカラー照明は、グラフィックボードの温度で変化させる事ができるんです。どれくらい負荷が掛かっているか?を簡単に目視確認できます。その色なんと1680万色から選択できます。これはアツい!

    GeForce GTX 1080 の出力ポート

    出力ポートは、

    Dual-link DVI-D 1
    HDMI 1
    DisplayPort 3

    という構成。その他主要なスペックを載せておきますと、

    メモリ容量 8G メモリバス幅 256bit
    メモリ種類 GDDR5X メモリクロック 5000MHz
    グラフィッククロック ベースクロック : 1607MHz / ブースト時 : 1733MHz
    CUDAコア 2560 最大バンド幅 320GB/sec
    DirectX 12 オープンGL 4.5
    バスタイプ PCI-E 3.0 x 16 サイズ(mm) 285 x 133
    消費電力 180W 補助電力 6-pin / 8-pin

    うーん省エネ180W!本当に凄いなー1080は。これで俄然 JetStream 風 に興味がわいた方!Palit Products - GeForce® GTX 1080 Super JetStream にて詳細をぜひチェックしましょう!

    ASUS H170-PRO の全体像

    グラボ外したついでに、CPU電源ケーブルを抜いて、ASUS H170-PRO の全体像を撮ってみました。

    M.2(32Gb/s)×1、SATA Express ×3、SATA(6Gb/s)×1

    M.2(32Gb/s)接続用のスロットが1基ありました。下部には SATA Express(10Gb/s)が3つ、このモデルでは、それぞれSSDとHDDに繋がっていました。そしてその下には SATA (6Gb/s)が4つ。この写真では外してしまっていますが、ひとつ、光学ドライブへ伸びています。

    ストレージは裏面配線

    ベイも豊富にあるし、SATAも余りが多く、拡張性については文句ありませんね。

    5インチベイのマウンタが2つ中にある

    因みにフロント上部の裏ですが、ここに5インチベイのマウンタが2つあります。ネジで固定されているのでちょっと取ってみました。

    5インチ変換用のマウンター

    ここにHDDだのSSDだのカードリーダーだのを装着できます。

    Crucial の 480GB SSD と Seagate の 2TB HDD

    これはケース下部にある5つのベイから2つ、SSDとHDDを覗かせてみました。今回のレビューの時は、SSDは Crucial BX200 480GB で、HDDは、海門(シーゲイト)ですね。それぞれのベンチマークは先の通り。

    SSDの取り付けは下からネジで

    SSDの取り付けは下からネジ4箇所、

    HDDの取り付けは最初戸惑うかも。

    HDDは横に付いているピンのようなものにはめ込む感じです。最初はちょっと慣れないかも。

    Crucial 4GB DDR4-2133 UDIMM 8×2

    因みに、メモリもクルーシャルでした。Crucial 4GB DDR4-2133 UDIMM です。

    GeForce GTX 1080 を各種ベンチマークで測定した結果

    ドラゴンクエスト10 ベンチマーク

    ドラゴンクエスト10 ベンチマーク

    ダウンロード先:http://hiroba.dqx.jp/

    ドラクエからですが、注目するべき点は20,000を超えるか?の1点ですね。

    ドラクエ10ベンチマークで GeForce GTX 1080 JetStream 風 を測定した結果

    ドラクエ10ベンチマークで GeForce GTX 1080 JetStream 風 を測定した結果

    ベンチマーク結果(GALLERIA XG / GeForce GTX 1080)
    解像度 … 1280 × 720 pix
    最高品質
    19017
    すごく快適

    何回か測定してみたんですが、20,000を超えられませんでしたねー。GALLERIA ZG 環境での1080 の測定では超えてきたので、やっぱり多少違いがあるでしょうね。メモリかな…。

    ファイナルファンタジーXIV 蒼天のイシュガルド ベンチマーク

    ファイナルファンタジーXIV 蒼天のイシュガルド ベンチマーク

    ダウンロード先:http://jp.finalfantasyxiv.com/benchmark/download/index.html

    1070 の真価が確認できると思います。

    FF14ベンチマーク(蒼天のイシュガルド)で GeForce GTX 1080 JetStream 風 を測定した結果

    FF14ベンチマーク(蒼天のイシュガルド)で GeForce GTX 1080 JetStream 風 を測定した結果

    ベンチマーク結果(GALLERIA XG / GeForce GTX 1080)
    解像度 … 1920 × 1080 pix / Direct 11
    最高品質 高品質
    (デスクトップPC)
    標準品質
    (デスクトップPC)
    16277 16695 19524
    非常に快適 非常に快適 非常に快適

    出ましたー。前回レビューした GTX 1070 よりは高いスコアですが、やっぱり GALLERIA XG の時の 1080 と比較するとかなり落ちます…。

    ファンタシースター オンライン 2(PSO2)ベンチマーク

    ファンタシースター オンライン 2(PSO2)ベンチマーク

    ダウンロード先:http://pso2.jp/benchmark/download/

    今回から巷のベンチマークを見てて「簡易設定」の段階で測定している人が多かったのでう、ウチのサイトも踏襲します。加えて新しく「設定6」が登場したので、そちらもガンガン使っていきます。

    PSO2ベンチマーク(Ver.4)で GeForce GTX 1080 JetStream 風 を測定した結果

    PSO2ベンチマーク(Ver.4)で GeForce GTX 1080 JetStream 風 を測定した結果

    ベンチマーク結果(GALLERIA XG / GeForce GTX 1080)
    解像度 … 1920 × 1080 pix
    設定 6 設定 5 設定 4 設定 3
    32091 32747 31733 50311

    むむむ!?低い低すぎる…。これ、今回どうしても腑に落ちなかった結果なんですが、公式サイトでも似たような数字だったんですよね。なんで GTX 1080 なのにこれしかスコア出ないんでしょうか…?どなたか知っている人居たら教えて欲しいっす。それともこれでいいのかな…。調査を続けます。

    モンスターハンター フロンティア(MHF)ベンチマーク

    モンスターハンター フロンティア(MHF)ベンチマーク

    ダウンロード先:http://cog-members.mhf-g.jp/community/benchmark/

    最後にモンハン(MHF)のベンチマークです。

    MHFベンチマークで GeForce GTX 1080 JetStream 風 を測定した結果

    MHFベンチマークで GeForce GTX 1080 JetStream 風 を測定した結果

    ベンチマーク結果(GALLERIA XG / GeForce GTX 1080)
    解像度 … 1600 × 1200 pix
    47625

    3DMARK Time Spy ベンチマークで測定してみた

    3DMARKのベンチマークで測定

    引用元:http://www.3dmark.com/

    最近新しく登場した「Time Spy」で測定してみました。

    GALLERIA XG Time Spy 6544

    補足として公式サイトでは、3DMark 11Final Fantasy XIV 新生エオルゼアファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0、モンスターハンターフロンティアベンチマーク【大討伐】、PC Mark 8 - Creative、などがあります。最初から公式サイトで見ればいいってことですね、ハイ。

    GALLERIA XG のレビューまとめ・どんな人向け?

    今回のXGでは、ベンチマークがもどかしい感じでした。GALLERIA ZG でめっちゃ良い数字を叩き出していたので、『同じ GTX 1080 なのにどうして?』というモヤモヤが残る結果に。考えられるのはメモリなんでしょうか…。

    そうなるとやはりメモリは16GBは積んでおきたい所。そうなると例えばカスタマイズで16GBにした場合、これで+3,000円の出費。うーんやっぱり私なら GALLERIA ZG を買いますね。

    ですから個人的には、あと28,000円を頑張って+して、GALLERIA ZG をゲットした方が後悔がないな~という印象です。それでも、やはり

    『GTX 1080 が欲しいんじゃー!でもお金が無いんじゃー!!』という人にはアリ

    なのかな?

    と思いました。

    以上 GALLERIA XG のレビューを終わります。

    お財布が限界ならGALLERIA XG。余裕があるならGALLERIA ZG!!
    GALLERIA XG の詳細・スペック
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