カードリーダー

カードリーダーの間違いない選び方を分かりやすく解説&おすすめを紹介!!

カードリーダーの間違いない選び方を分かりやすく解説&おすすめを紹介!!

(水)更新

    カードリーダーとはなんぞ?

    カードリーダーは名前の通りカード(SDカードとかの記録メディア)を読む装置です。正確には読み書きを行うのでカードリーダー・ライターと言います。カードスロットとも言われたりします。

    "カードリーター"とGoogleで検索してみると本当に沢山のものがありますが、大きく分けると内蔵型外付けタイプ、そしてスティックタイプの3種類があります。

    沢山あるカードリーダー

    使えるカード(メディア)の種類はモノによって異なりますが、傾向としては内蔵型の方が "直接差して使える" カードの種類が多い傾向があります。

    全種類のカードの直接差し使用に対応するマルチカードリーダーというものもあれば、SDカードや Micro SDカードなどのメジャーなメディアにだけ対応しているものもあります。

    カードアダプタの存在

    直接差して使用出来ない場合…つまり、カードリーダー側に対応した差込口が無くても、カードアダプタ(変換アダプタ)を利用すれば、例えば Micro SD を SDカードとして使う事が可能になります。

    カードアダプタ日常的に SDカードと Micro SD カードしか使っていない場合は間違った選び方をする可能性はほとんどないと言えます。

    カードリーダーは基本安価な商品ですし、内蔵型に関しては全種類のカードに対応したマルチカードリーダーが殆ど、外付けタイプに関しては SDカードと Micro SD のスロットはほぼ確実にあるので大丈夫です。

    SD と Micro SD の他に、Mini SD、コンパクトフラッシュ、メモリースティック(Duo)といったものがありますが、最近は本当に見なくなりましたし需要も激減しています。

    いち消費者としては SD、 microSD の2種類くらいで落ち着いてくれた方が面倒くさくないのでいいですよね。

    内蔵型を選ぶ時の注意点

    内蔵型は基本どれもほとんど一緒です。価格は1,500~3,000円位でしょうか。一番対応力が高く高機能なものだと、

    EasyDiy 3.5"インチベイPCフロントパネル内部カードリーダーUSBハブ、USB 3.1 Gen2 Type-Cポート、、USB 3.0コンピューター用M2 SD MS XD CF TFカードをサポート、3.5インチコンピューターシャーシのフロントブラケットに適合

    Amazon:EasyDiy 3.5"インチベイPCフロントパネル内部カードリーダー

    こんな感じでカードリーダー以外にも USB 3.1 や Gen2 Type-C なんかのポートも付いています。どうせ同じサイズのものをパソコン内部に搭載させるので、USBポートがPC前面に増えるのはメリットがありますよね。

    このような高機能タイプのものでも、普通のものと比較して1,000円位しか変わらないので、個人的には高機能なカードリーダーをおすすめします。

    内蔵型カードリーダーは3.5インチバイなどに設置

    私の場合はこのように5インチベイの中に入れました。

    この内蔵型カードリーダーは、基本3.5インチベイ(幅8.89cm)に設置するための大きさなので、3.5インチベイに取り付ける場合はそのまま、5インチベイ(≒5.25インチベイ)に取り付けるためには大きさを調整するためのマウンターを使います。(大体付属してます。)

    因みに5インチベイ(5.25インチベイ)専用の内蔵型カードリーダーだと、

    EasyDiy 2ポートUSB 3.0 USB 2.0ハブ電源ESATA HDオーディオオール1インチの5.25インチ光学ドライブベイフロントパネルカードリーダー

    Amazon:EasyDiy 5.25インチ光学ドライブベイフロントパネルカードリーダー

    大きさを活かして充実の仕様、USBポートが全部で6つ、eSATAやマイク入力、ヘッドフォン出力なども付いて豪華なものがあります。

    外付けタイプ・スティックタイプを選ぶ時のポイント

    外付けタイプのカードリーダーは持ち運びをするのが前提で購入する方がほとんどだと思いますので、そうなると選ぶポイントは内蔵型よりも多いです。

    サイズ

    外付けタイプのサイズ感としては2パターンあります。USBフラッシュメモリのような長細いスティックタイプとケーブルが付いているボックスというか板のようなタイプです。

    ケーブル付の外付けとスティックタイプのカードリーダー

    スティックタイプはSDカード(SDHC/SDXC)と Micro SD(TF)カードの2種類のみ直接差せるタイプが多く、ケーブルが伸びているボックス型のものはプラスCF(コンパクトフラッシュ)、XD、MS(メモリースティック)も直接挿せます。

    ここ最近は、ほとんどのハードや家電における記憶メディアはSDカード(SDHC/SDXC)か Micro SD(TF)系なので、その他のメディアを必ず使う環境にない限りはスティックタイプの方が手軽で良いと思います。

    コネクタタイプ(接続端子の形状)

    現状 Type-A の USB 2.0、3.0、3.1 が最もポピュラーですが、中には Type-C(USB3.1)や その他のコネクタタイプが付いているモノがあります。

    DI&Q USBマルチカードリーダー

    Amazon:DI&Q USBマルチカードリーダー

    このカードリーダーなんかは、Type-A(USB)、Type-B(Micro USB)Type-C(USB)の3種類のコネクタタイプに対応しています。価格も1,000円を切って安いのでおすすめです。

    転送速度

    USBには 2.0 や 3.0、3.1 といった規格があって、ぞれぞれ転送速度が違います。基本的により数字の高い規格の方が転送速度が高いです。

    USB規格 転送速度 コネクタタイプ
    USB 2.0 480 Mbps Type - A
    Type - B
    USB 3.0 5G pbs
    USB3.1(Gen1) Type - A
    Type - B
    Type - C
    USB3.1(Gen2) 10 Gbps
    USB 3.2 20 Gbps Type - C

    転送速度の数字からも見て取れるように、明かな速度の違いがあり、体感でも例えば 2.0 と 3.0 を比較すると 3.0 の方が全然早いです。

    因みに注意点としては、例えカードリーダーの端子が 3.0 でも、接続先の機器の規格が 2.0 の場合、2.0 の転送速度が採用されてしまいます。

    3.0 の転送速度でデータをやりとりした場合、どちらも 3.0 である必要があります。

    カードリーダーは安いしあると便利!対応メディアや形状で判断!!

    メディアの種類と英字略語の読み方

    補足情報として、世間一般に浸透しているメジャーなメディアの名前とビジュアルとサイズを一覧表にしてみました。

    メディアの種類

    SDカード SDHCカード SDXCカード マルチメディアカード(MMC)
    SDカード SDHCカード SDXCカード マルチメディアカード
    SD SDHC SDXC MMC
    32mm × 24mm
    ~ 2GB 4GB ~ 32GB 64GB ~ 2TB  
    すべて「SD」と表記があるスロットに差して使えます
    Mini SDカード Micro SDカード Trans Flashカード(TF) XDピクチャーカード
    Mini SDカード Micro SDカード Trans Flashカード XDピクチャーカード
    Mini SD Micro SD TF XD
    21.5mm × 20mm 15mm × 11mm 25mm × 20mm 25mm × 20mm
    SD用カードアダプタに差して使えます Micro SD と同じ扱い  
    メモリースティック(MS) メモリースティック メモリースティック Pro Duo コンパクトフラッシュ(CF)
    メモリースティック メモリースティック Duo メモリースティック Pro Duo コンパクトフラッシュ
    MS MS Duo MS Pro Duo CF
    50mm × 21.5mm 31mm × 20mm 42.8mm × 36.4mm
    全て「MS」と表記があるスロットに差して使えます  

    色々登場しては消えということを繰り返してきましたが、現在はSDカード、Micro SDカードあたりに需要は集中して落ち着いています。

    こちらで紹介しているメディア以外いも幾つかあるのですが、完全に淘汰されていった感がありますので割愛しています。

    以上、メデイアの紹介と英字略語の紹介でした。

    内蔵型なら多対応多機能を!内蔵以外はスティックタイプがおすすめ!!
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