標準の GALLERIA Gaming Keyboard は使えるキーボード?レビュー&評価
詳しいスペック・仕様
ドスパラのゲーミングPC GALLERIA(ガレリア)では、デスクトップPCの全モデルにおいて、カスタマイズで GALLERIA Gaming Keyboard(ガレリア ゲーミング キーボード)という、ゲーム向けのオリジナルキーボードが選べます。
ドスパラ公式サイトの GALLERIA カスタマイズ画面より。
公式サイト自ら《オススメ》と豪語?していますのでちょっと気になりますよね。
これです。ガレリア ゲーミング キーボード。一見すると普通のキーボードにしか見えませんね。一体どのあたりがゲーミング仕様なのか?
このページでは詳しく解説してみたいと思います。まずはスペックを。
GALLERIA Gaming Keyboard の仕様・スペック
GALLERIA Gaming Keyboard | ||
---|---|---|
インターフェース | PS/2 または USB | |
キー入力方式 | メンブレン方式 | |
押下圧 | 50g ±10g | |
キーストローク | 4.0mm ±0.3mm | |
キーピッチ | 19mm | |
キーの耐久性 | 約1,000万回 | |
本体サイズ (※突起部含まず) |
[幅] 441mm × [奥行] 136mm × [高さ] 27.5mm | |
本体重量 (スチールプレート含む) |
730g |
とりあえず打鍵感は「まあまあ」というのが正直なところ
打鍵感は正直に言いまして安物感を少し感じてしまいますね。メンブレン方式ですので、ここはもう無料で付いてくるから…という所で納得するしかないと思います。
耐久性は検証できていませんが…、安定した入力感はあります。これは私が現在使っているゲーミングキーボードである Razer Blackwidow Chroma 2014JP と比較しての話ですから、あくまで相対的なものです。
あくまでゲーミングキーボードとしての評価をしていますので、若干の辛口マンになっております。悪しからず。
因みにキー打感の安定感以外での安定感で言いますと、指先に力が入ってキーボードがたわんでしまったり、力んでキーボードをググッとずらしてしまったりしないように、内部に SSSP(Super Stability Steel Plate)という鋼のプレートを内臓しています。
シンプルですが色々と試行錯誤していると思います。
細部の写真ギャラリー
デザインは至ってシンプル。
唯一の主張はこの「GALLERIA」のロゴです。
右上にはモード切替ボタンがあります。後ほど解説します。
キーピッチは19mmと一般的なゆとりがあります。
ピッタリ真横から見た感じです。
底面にある足を出せば、
この程度傾斜を強める事ができます。
底面もシンプル。
GALLERIA KEYBOARD GK-6260 とあります。Gamming Keyboard - 6260 という意味でしょうか。
GALLERIA gameing keybord は結構頻繁にリニューアルをしていてクオリティを上げるために頑張っています。ので、ちょっとデザインが変わっている可能性があるので、公式サイトで最新のビジュアルをチェックしてみて下さい。
機能・特徴・良さ
特定の部分だけど複数のキー同時入力に対応している
キーボードでのゲームプレイにおいての対応です。↑上の図で白枠で囲ったキーについて、USB接続だと白枠内のキーから最大13個のキーの同時入力に対応しています。そして、PS2接続の場合は白枠内の24個すべてのキーの同時入力に対応してくれます。
PS2接続 | 白枠内から最大13キーの同時入力対応 |
---|---|
USB接続 | 白枠内の24全てのキーの同時入力対応 |
キーボードメインでゲームする場合に役に立つ機能ですね。移動や武器、視点切り替えの時によく使う左側で20キーの範囲&矢印キーの同時押し(Nキーロールオーバー)対応です。
現状、一般的な付属キーボードの場合、ここまでの数のキーは同時入力に対応していないので、大きな特徴ですね。
プランジャー搭載で耐久性を向上させている
GALLERIA Gaming Keyboard ではひとつひとつのキー内部にプランジャーを搭載しています。 プランジャーによって、どの位置からでもしっかり安定した確実な入力がし易くなっていいるそうです。なるほど実際キー入力と反応については安定感があるかもしれません。
因みに安定性の話をもう一つすると、磨耗に強い材質を採用しているそうで、メンブレン方式ながらも1,000万回以上という優れた耐久性を持っているという事です。
3パターンのモード切替ボタンで連射設定が可能
この右上にある「Mode」ボタンを押す度に機能が切り替わります。
キーを押したままにすれば、入力リピートになります。つまり連射(弾幕)が可能という事です。回数は1秒間に50回連射と1秒間に120回連射があります。
ただしこれはPS/2接続時だけ使える機能なので、さっき紹介した同時入力機能の事もありますし、GALLERIA Gaming Keyboard を使う場合はPS/2接続必須感あります。
ゲーミングモード | キーリピート50 | キーリピート120 |
---|---|---|
USB接続 or PS/2接続 | PS/2接続 | |
Windows Key アプリケーションキー無効化 |
ゲーミングモード機能 + キーリピート約50回/秒 |
ゲーミングモード機能 + キーリピート約120回/秒 |
ここまでのキーボードのスペックとか各種用語についてよく解らない…という方はキーボードについて詳しく解りやすくまとめたページがあるのでどうぞ。↓
んで、使える?使えない?
実際に使ってみた感想としては、正直なところ「最終的に良質なゲーミングキーボードを購入するまでの繋ぎ」かなーと思います。
ただし、難易度軽めのゲームタイトルによってはこのキーボードで問題なくイケます。がっつりチャットする場合や激しめのMMOとかだと厳しいかも?ですね。
ということで、正直な感想としては
かなり安いキーボードなのにここまでの機能は嬉しい!! やりようによっては全然使えるかも!?
という感じです。
ただし、このキーボードの後にそこそこのゲーミングキーボードを購入したら、やっぱりコレには戻れませんよね。それ位本格派のゲーミングキーボードは凄いです。