GALLERIA RL7C-R35-5N(GeForce RTX 3050 × Core i7-13620H)レビュー&評価
標準スペック・仕様・サイズ
グラフィックス | GeForce RTX 3050 6GB GDDR6 LaptopGPU インテル UHD グラフィックス |
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CPU | Intel Core i7-13620H(最大4.90GHz/10コア/16スレッド) |
ディスプレイ | 15.6インチ 非光沢フルHD 液晶(1920×1080) リフレッシュレート165Hz |
メモリ | 16GB DDR5 SO-DIMM(PC5-38400/8GBx2) |
M2 SSD(C:) | 500GB Gen4 NVMe SSD |
カードリーダー | SDカードリーダー(SD/SDHC/SDXC、UHS-I対応) |
無線LAN | インテル Wi-Fi 6E AX211NGW(IEEE802.11 ax/ac/a/b/g/n 2x2 Max2.4Gbps) |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 |
WEBカメラ | HD画質WEBカメラ |
サイズ | 360(幅)× 244(奥行)× 24(高さ)mm |
重量 | 約 2.1kg |
バッテリー稼働時間 | 駆動時間(JEITA 測定法 3.0):3.8時間(動画再生時)/5.7時間(アイドル時) |
OS | Windows 11 Home 64bit インストール済 |
※最新の価格・スペックは必ず公式サイトにて確認して下さい。 |
久しぶりのゲーミングノートPCのレビューです。この度はドスパラさんから GALLERIA RL7C-R35-5N をお借りすることができたので、レビュー&感想をまとめてみます。
このモデルは通常モデルとMinecraft: Java & Bedrock Edition for PC、Xbox Game Pass同梱版とセーフティサービスモデルの3種類がありますね。個人的に おすすめはセーフティサービスモデル です。
デザイン・仕様・インターフェース
デザイン・仕様で思うところ
グレーを基調とした落ち着いていて且、重厚感あふれる感じです。
GALLERIAのロゴマークは割と大き目に天面にあしらわれています。ここは好みが分かれるところでしょうか。
封入物はこれが全てです。電源アダプターのサイズが一昔前に比べてコンパクトになっているのが良いですね。バッテリーの稼働時間はアイドル時で約 5.9 時間 、動画再生時で3.9時間あります。
ビジネスノートのような体力は、やはりゲーミングノートに求めるのは酷でしょうか。電源が常に供給できない場所での電源の残りは要チェックですね。
キーの配列はこんな感じです。 ゆとりのあるキー配列ですね。
エンターキーも矢印キーも大きく、テンキーも同じ大きさであります。これはかなりよいですね。
打鍵感は普通だと思います。最初は『ちょっとかたそうだな?』とか『キーストロークが深め?』と思ったのですが、実際打ってみると結構ソフトな感触ですね。
トラックパッドの面積は他のGALLERIAよりも若干狭い んですが、特に感度が悪いとかではない(むしろイイ)ので、個人的にはこの広さで十分だと思いました。
電源ボタンはここにあります。隣にあるボタンはをおすと、オフィスモードとターボモードの切り替えができるようになっています。ゲームをするときはターボモードですね。
WEBカメラです。公式サイトの仕様を確認すると「HD画質 WEBカメラ」とだけでした。
底面はこんな感じ。十分な排気口のスペースをとっているようです。エアフローの力はいかほどでしょうか。各パーツの温度を計っていますので、以下も参考にして下さい。
インターフェース
左側面 (写真左から順に) |
セキュリティスロット |
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USB 2.0 Type-A | |
マイク入力/マイク入力・ヘッドフォン出力共用端子 | |
右側面 (写真左から順に) |
SDカードリーダー |
USB3.2 Gen1 Type-A × 2 | |
背面 (写真左から順に) |
miniDPT 1.4a |
USB 3.2 Gen2 Type-C | |
HDMI 2.1 | |
1GB Ethernet対応LANポート(マザーボードオンボード) | |
電源入力 |
インターフェースは充実です。外付けSSDを接続したりマルチディスプレイにしたり…、また、モニタを接続して大画面でゲームをする際も、ゲーミングマウスやキーボードのデバイスも接続することができます。
ベンチマークでゲーミング性能・VR性能を測定
人気ベンチマークソフトのスコア
ドラゴンクエストⅩ |
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最高品質 | 23269 | すごく快適 | |
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION |
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高品質 | 6010 | 快適 | |
標準品質 | 8315 | 快適 | |
ファンタシースターオンライン2 |
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中 | 017264 | 快適に動作 | |
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) |
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- | 39309 | - | |
バイオハザード6 |
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- | 28209 | RANK S | |
GeForce RTX 3050 LaptopGPU & IntelCore i7-13620H 全ソフト共通:解像度 1920 × 1080 px/フルスクリーン 測定環境 … LAN接続 |
まずまずのスコア だと思います。ゲーミングPCとしては最低限のスペックを備えているかと思います。APEX や フォートナイト、VALORANT などのプレイに関しては、 設定を高くしなければ問題なくプレイできる でしょう。
3DMARK(TIME SPY・FIRE STRIKE)
TIME SPY 1.0 |
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6 191 | ||
Graphics Score | CPU Score | |
5 686 | 12 488 | |
上位73%の性能 | ||
このベンチマーク結果を 3DMARK 公式サイトで見る |
FIRE STRIKE 1.1 |
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3 298 | ||
Graphics Score | 3 129 | |
Physics Score | 27 786 | |
Combined Score | 1 721 | |
上位81%の性能 | ||
このベンチマーク結果を 3DMARK 公式サイトで見る |
TIME SPY 1.0 は上位73%、FIRE STRIKE 1.1 は上位81%という結果になりました。
VRMARK のスコア
VRMARK ORANE ROOM BENCHMARK DESKTOP 1.0 |
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6 571 | |||
Average frame rate | Target frame rate | ||
175.37 fps | 109.00 fps | ||
上位67%に入る性能 | |||
このベンチマーク結果を VRMARK 公式サイトで見る |
VR は上位52%に入る性能でした。
FPS(フレームレート)測定で快適さをチェック
ドラゴンクエストⅩ |
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設定 | 最低 FPS | 平均 FPS | |
最高品質 | 28 | 194 | |
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION |
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設定 | 最低 FPS | 平均 FPS | |
高品質 | 18 | 60 | |
標準品質 | 63 | 84 | |
ファンタシースターオンライン2 EP4 |
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設定 | 最低 FPS | 平均 FPS | |
中 | 24 | 100 | |
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) |
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設定 | 最低 FPS | 平均 FPS | |
- | 205 | 360 | |
バイオハザード6 |
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設定 | 最低 FPS | 平均 FPS | |
- | 58 | 213 | |
GeForce RTX 3050 LaptopGPU & IntelCore i7-13620H 全ソフト共通:解像度 1920 × 1080 px/フルスクリーン 測定環境 … LAN接続 |
現行のタイトルの中では比較的"重い"ゲームタイトルに分類される FINAL FANTASY XV では、ぎり高品質設定でも快適にプレイできそうです、60fps 出ているので。
ただし、快適な動作やレスポンスを期待する人は、 グラフィック設定は中~低でプレイすることおすすめします。
CPU・SSD の速度・性能・温度
WIN SCORE SHARE のスコア
スコアは8.3と高い中でも、ボトルネックになっているのが内蔵グラフィックス(インテル UHD グラフィックス)なので実際の実力は数値以上だと思います。
CPUID HWMonitor で各パーツの温度チェック
各パーツの最高温度 |
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CPU(Core i7-12700H) | Package | 97℃ |
メモリ(Micron Technology MTC410163S1SC48BA1) | core | 51℃ |
SSD(SAMSUNG MZVL2512HCJQ 00B00) | Assembly | 46℃ |
この温度は、今回のレビューでベンチマークスコアを動かしている間ずっと測定していた数値です。
ゲーミングデスクトップPCに比べてパーツ間の空間は無いので、やはり温度は高めになってしまいますね。負荷がかかるゲームのプレイ時には 冷却パッドなどの対策が必要になるかも しれません。
CPU-Z(Core i7-13620H)
CPU-Z Ver. 2.00.0x64 ベンチマーク結果 |
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CPU シングルスレッド | 776.7 |
CPU マルチスレッド | 7145.6 |
リファレンスには Core i9-10850K をチョイスしてみました。シングルスレッドでは若干上回り、マルチスレッドでは若干下回るという結果になりました。
PCMARK 10
PCMARK 10 の測定結果 |
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6 871 | |
上位20%の性能 | |
このベンチマーク結果を PCMARK 公式サイトで見る |
上位20% の性能でした。
CrystalDiskMark(C: NVMe SSD)
SAMSUNG MZVL4512HBLU-00BTW 512.1 GB |
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5回測定 | Read [MB/s] | Write [MB/s] |
Seq Q8T1 | 3492.66 | 1665.27 |
Seq Q1T1 | 1567.21 | 1552.59 |
RND4K Q32T16 | 453.34 | 418.12 |
RND4K Q1T1 | 61.19 | 151.29 |
良いと思った所・イマイチだと感じた所
- 165Hz 対応液晶モニターで索敵や追いエイムの精度がイイ!!
- ゲーミングPCなのに薄型軽量2.1kgだから持ち運び可能!!
- 電源アダプターがコンパクト!!
- インターフェースの位置と仕様が充実している!!
という感じでした。
インターフェースの位置と仕様が充実している!!
電源を挿す場所とLANポートと電源が背面にあるのは超GOOD!!だと思います。これなら邪魔になりません。他の GALLERIA ノートPCでも同じ仕様にして欲しいところです。
対して気になるところと言えば…、
- ストレージがSSDなのはいいけれど500GBは少ない…。
- 高負荷がかかったときちょっと熱が気になるかも…。
でしょうか。
ストレージがSSDなのはいいけれど500GBは少ない…。
ストレージはCドライブのみで500GBですから、やはり少ないというのが本音です。できればもう一つ内臓のSSDを装備させ、その容量も2TBくらいあると良いかと思います。
いちゲームのインストールに必要な容量って結構あります。できればもうひとつストレージを用意したいですね。
購入時のカスタマイズで選べるので、 予算に余裕がある人はSSDを追加でカスタイマイズすることをおすすめ します。
最後にまとめとして、特筆すべきは価格なんです!ゲーミングPCでしかも GeForce RTX 3050 搭載というところですが、 その価格にはきっと驚く事でしょう。
是非下のボタンから公式サイトへ行ってチェックしてみて下さい!!以上、GALLERIA RL7C-R35-5N のレビューでした。