軽量ノートパソコン HUAWEI MateBook D 16 のレビュー&評価
標準スペック・仕様・サイズ
CPU | Intel Core i5-12450H |
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グラフィックス | Intel UHD グラフィックス |
ディスプレイ | 16インチ(1920 × 1200、142 PPI) 色域 100% sRGB(標準値) |
メモリ | 8GB(LPDDR4x-3733 ※オンボード) |
M2 SSD(C:) | 512GB |
無線LAN | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax 2.4 GHz帯、5 GHz帯 2×2 MIMO WPA/WPA2/WPA3 |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 |
サイズ | 356.7(幅)× 248.7(奥行)× 18.4(高さ)mm |
重量 | 約 1.7kg |
バッテリー稼働 | 8 GBモデル:約9時間/16 GBモデル:約8.4時間 |
OS | Windows 11 Home 64bit インストール済 |
※最新の価格・スペックは必ず公式サイトにて確認して下さい。 |
HUAWEI から発売されている MateBook D 16 というノートパソコンをお借りすることが出来たのでレビューしたいと思います。
第12世代の Core i5-12450H を搭載したノートパソコンですが、15.6インチモデル並みの軽さということで、その他色々と詳しくみていきたいと思います。
デザイン・仕様・インターフェース
デザイン・仕様で思うところ
デザインは非常にシンプル。良い意味で可もなく不可もなくなので、持ち歩きに最適で飽きもないかと思います。
ボディにはアルミ素材が使われています。表面(天面)はマットな感じでサラサラとした手触りになっていて、指の指紋は若干残るという感じです。
開ける最大はここまでです。
キーボードおよびタッチパッドの位置関係やレイアウトはこんな感じです。
Enterキーと、
テンキーの上下はやや窮屈な感じでしょうか。
打鍵感も良い意味で普通…よりのちょっと固めかもです。コクコク、という感じ。キーストロークは 1.5mm で、スリムタイプノートのキーボードとしてはちょっと深めになるでしょうか。
タッチパッドですが、感度はまあまあでした。
電源ボタンもシンプルです。また、ちょっと写真がボケてしまいましたが、電源ボタンの下にあるのはWEBカメラの on/off 切り替えボタンで、その2つ隣にある虫眼鏡のアイコンは、Al Searchキーといって、ストレージ内検索用のボタンになってます。
極細ベゼルなので画面が広く感じますし、すっきりしています。因みに画面は、16:10 の黄金アスペクト比をもっています。
WEBカメラは200万画素で、写真は1920 × 1080 px、動画撮影は1080p 30Hz に対応しています。
底面はこんな感じになっています。
ここにスピーカーがあります。思ったよりも音質は良く、WEB会議などしたら十分過ぎると言えます。
梱包内容はこんな感じ、電源とケーブルのみです。
ケーブルを繋いだ様子です。
インターフェース
右側面 (写真左から順に) |
USB 3.2 Gen1 Type-A |
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USB 2.0 Type-A | |
左側面 (写真左から順に) |
USB Type-C |
USB Type-C | |
HDMI 2.0 | |
ヘッドフォンジャック |
CPU・SSD の速度・性能・温度
WIN SCORE SHARE のスコア
スコアは8.1と中々に高いスコアを出しました。
CPUID HWMonitor で各パーツの温度チェック
各パーツの最高温度 |
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CPU(Core i5 12450H) | Package | 97.0℃ |
SSD(PCle-8 SSD 512GB) | Assembly | 46.0℃ |
この温度は、今回のレビューで使っている最中ずっと測定していた数値です。
CPU-Z(Core i7-12700H)
CPU-Z Ver. 2.00.0x64 ベンチマーク結果 |
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CPU シングルスレッド | 664.5 |
CPU マルチスレッド | 4340.4 |
リファレンスには Core i7-7900X をチョイスしてみました。
CINEBENCH R23(Core i5-12450H)
CINEBENCH R23 の測定結果 |
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CPU(Multi Core) | 6020 pts |
CPU(Single Core) | 961 pts |
MP Ratio | 6.26 x |
CrystalDiskMark(C: NVMe SSD)
PCIe-8 SSD 512GB 512.1 GB |
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5回測定 | Read [MB/s] | Write [MB/s] |
Seq Q8T1 | 3049.44 | 1947.78 |
Seq Q1T1 | 2495.77 | 2096.97 |
RND4K Q32T16 | 1380.55 | 1128.74 |
RND4K Q1T1 | 56.74 | 243.51 |
Adobe のソフトを使ってみた感想
私は普段このサイトの更新と制作を Adobe の Dreamweaver、Photoshop、そして Illustrator を使っていますので、実際にソフトをインスコして使ってみました。
解像度は 1920 × 1200 ですが、Windows の表示の大きさを小さくして調整(Windows の設定で「拡大/縮小」を100%に変更)すれば、こんなに広々とした作業領域が確保できます。
高解像度の写真レタッチなどをしない限り全くもって快適です。
Photoshopでは30枚程度の写真をドロップレットでリサイズしましたが、まったく"つっかかり"が無くスムーズに終了しましたし、Dreamweaver でのWEB編集作業もストレスなく行えました。
良いと思った所・イマイチだと感じた所
- 高級感とカジュアルさが両立したシンプルなデザイン!!
- 他の16インチノートと比べて軽量!!
という感じでした。
とりあえず軽量ということなので、実際に他の16インチサイズのノートブックと重さを比較してみました。
メーカー・ブランド | 機種 | 重さ(約) |
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HUAWEI | MateBook D 16 | 1.7 kg |
Apple | MacBook Pro 16インチ | 2.1 kg |
OMEN(HP) | OMEN 16 | 2.3 kg |
DELL | Inspiron 16 | 1.87 kg |
なるほど、確かに軽かったです。
対してちょっと気になった点としては…、
- 価格が高い…。
- タッチパッドの感度がちょっと悪いかも…。
という感じでしょうか。
これはどのレビューサイトでもデメリットとして言われていますが、やはり取り上げざるを得ない点かと思います。
以上、HUAWEI MateBook D 16 のレビューでした!