ドスパラ製品展示会2018年・夏

製品展示会2018年夏に行ってきた!個人的に注目のパソコンはコレ!!

製品展示会2018年夏に行ってきた!個人的に注目のパソコンはコレ!!

(金)公開

    GALLERIA GAMEMASTER がリニューアル

    GALLERIA GAMEMASTER

    ドスパラの「製品展示会2018年夏」に行ってきました。最近eスポーツの盛り上がりが凄いこともあり、ゲーミングPCのパイオニアである所のドスパラ - GALLERIA(ガレリア)は、どのような製品展開、ブランド展開を見据えているのか?

    ゲーミングPC以外にも沢山の製品説明があったのですが、全てを紹介するととんでも無いボリュームになってしまうので絞る事としまして、GALLERIA GAMEMASTER、ゲーム関連の話題を一番の注目ポイントとしてレポートしていこうと思います。

    今回の製品展示会で一番興味を引いたのが、この GALLERIA GAMEMASTER です。これまでは仕様・スペックに関しては通常の GALLERIA に毛が生えた感じ(ちょっとボタン周りがゴールドで側面パネルがクリアパネル、程度の違い)だったんですが、PCケースが刷新して明確にコンセプトを打ち出しました。

    コンセプトは The esports standard(ザ・イースポーツスタンダード)です。GALLERIA GAMEMASTER は eスポーツの標準モデルなんだぞ!という意気込みですね。

    サードウェーブはゲーム&eスポーツに"ガチ"で取り組んでいます!

    そしてここからは、製品発表会にてサードウェーブの担当の方からあったプレゼン時のスライドを引用してお届けします。

    まずは「サードウェーブはゲーム&eスポーツに"ガチ"で取り組んでいます!」という発信です。まあ、これは前々からかなりガチですよね。さらにガチで行くって事なんだと思います。ガチ of ガチ。

    GALLERIA GAMEMASTER CUP 2018

    Road to World!!

    キーワードを Road to World! として、今年もeスポーツの大会を主催するようです。2017年は「Counter-Strike:Global Offensive(CS:GO)」「World of Tanks」「フィギュアヘッズ」 のタイトルで争う大会があったようです。

    GALLERIA GAMEMASTER CUP 2018 の概要

    そして2018年は9月29日()、30日()に決勝戦があります。タイトルは最も大会が開催されていると言われているタイトル、CS:GOです。最近 PUBG も少しテンションが下がってきているので、CS:GO もやってみようと思っています。

    今後注目のゲームタイトル

    今後ちゅもくのゲームタイトル

    今後注目のゲームタイトルとしてPUBGFortniteROCKET LEAGUE、の3タイトルが挙げられてました。

    今後というか、PUBG と Fortnite は既に相当に注目を浴びているタイトルだと思いますが、この ROCKET LEAGUE(ロケットリーグ)は初見でした。プレゼンのお話によると人気が結構あるようです。

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    eスポーツの大会だと、バトルロワイヤル…特にPUBGなんかは結構リアルに血生臭い感じなので(銃で撃たれると『うっ!』って声が出るし、赤い血しぶきが飛ぶし)、そういったタイトルが結構幅をきかせている現状とのバランスを取るように、このロケットリーグはそういうのが苦手な層にも広まる事を期待しているようです。

    が、基本は『面白いかどうか?』ですよね。面白くなければ人気は出ません。最近 PUBG 一辺倒だったので、ちょっとやってみようかな、ロケットリーグ。

    eスポーツ施設「LFS池袋」がオープン

    esports施設をつくりました

    これからの国内に確実におとずれるeスポーツの波に乗りまくるべく、池袋に本格的なeスポーツの施設を作りました。

    LFS池袋esports Arena

    LFS(ルフス)池袋esports Arena です。GALLERIA GAMEMASTER を最大100台設置、国内では初のBOX型選手席もあります。このルフス池袋には私もオープニングセレモニーに招待されまして、事細かくレポートしていますので、興味のある方はこちらをどうぞ。

    コミュニティイベントも多数開催

    コミュニティーイベントも多数開催しています。ゲームの大会のみならず、色々な使われ方をしているようですね。

    ライトユーザー向けのコミュニケーション開発

    今後、こういった施設やコンセプトモデルを広く流布し、これまで興味の無かった層、初心者層、ライトユーザーに向けてコミュニケーション開発をしていくとの事。

    最近、当サイトでもお問合せから、初心者、これからPCゲームをやりたい方などからの、ゲーミングPC購入の質問、問い合わせがちょこちょこ来るようになり、こういった流れは凄く感じています。

    実際、おっさんであるこの私も、齢(よわい)40を超えて初めてPCゲーム(PUBG)を初めて、その面白さに虜になっていますから、まだまだこれから始める人が出てくるでしょうね。

    GALLERIA GAMEMASTER 展示品

    GALLERIA GAMEMASTER の展示品 2モデルをチェック

    という事で、おそらく一番「知りたい需要」があると思われる、刷新された GALLERIA GAMEMASTER をチェックしてみました。

    旧 GAMEMASTER と 新 GAMEMASTER のビジュアルの違い

    先に触れましたが、これまでの GALLERIA GAMEMASTER は、通常の GALLERIA に採用されているのと同じケースで、フロントのGALLERIA のロゴパネルとボタン群がゴールド仕様に、また、側面をクリアパネルに選択できる…程度しか、ビジュアル面では違いがありませんでした。

    しかし、新しくなった GALLERIA GAMEMASTER はケース自体を完全オリジナルの、ゲーミングPC仕様に大きくグレードアップさせてきました。

    はっきり言って、めちゃめちゃカッコいいです!こういうデザイン、最高に好みです。

    ワンタッチで開閉のサイドパネルは高評価

    こんな感じで、ワンタッチでサイドパネルが開くのは非常に優しい設計ですね。(ミニタワーモデルのみ)

    GALLERIA GAMEMASTER 内部

    内部の様子です。非常にすっきりしています。ちょっと写真では見切れてしまっていますが、電源ユニットは上部に設置する仕様です。

    GALLERIA GAMEMASTER のケースのエアフローパソコンが登場して初期の頃は電源ユニットって上に配置するのが常で、そこから下部が流行し、ここに来てまた上部ですが、エアフロー的にどうなんでしょうか。

    おそらく上であろうが下であろうが、全体のエアフローを考慮していればどっちでもいいって事でしょうね。前面と底面から吸気し、背面から排気、ですね。

    ストレージベイは2つ

    上部に電源ユニットは珍しくないんですが、上部にストレージベイは結構珍しいと思います。2基分のベイがあります。ワンタッチで取り出せますが、その前に反対側の配線を抜いてからは、通常の GALLERIA オリジナルケースと同じ仕様。

    グラフィックボード周りのゆとり

    グラボですが、下部にめっちゃゆとりあっていい感じですね。

    大き目の防塵フィルター

    底面にある、大き目の防塵フィルター。これも大きな特徴の一つです。

    ケースファンの位置も特徴的で、排熱に関してはかなりクオリティ高いのではないでしょうか。このケースは GALLERIA GAMEMASTER のオリジナルですが、このケースだけが目的でも欲しくなるケースです。ほんとイケてますね。

    ゲーミングPCとクリエイター向けPCの違い

    raytrek For the creation

    もう一つ、かなり興味を惹かれたと言いますか、ためになったのが、クリエイター向けPC「raytrek」のプレゼンでした。

    クリエイター向けPC?クリエイターとゲーマーのニーズ

    これ、自分『クリエイター向けPCってゲーミングPCのスペックで事足りるんじゃね?』って思ってて、高額なクアドロアンチの姿勢を無駄にとってたんですが、おそらくクアドロっていうのはこのクリエイター層のニーズに応えるGPUなんだろうなって思いました。

    ゲーマーとクリエイターのニーズの違い

    クリエイター 項目 ゲーマー
    コア数 CPU クロックスピード
    重要 GPU 最重要
    スピード+容量 ストレージ スピード+容量
    4K/HDR
    色再現性
    ディスプレイ 高リフレッシュレート
    スタイラス
    外部ストレージ
    周辺機器 キーボード
    マウス
    ソフトライン
    薄型・軽量
    静音性
    コンバーチブル
    外観 ハードライン
    RGB LEDs
    強化ガラス
    グラフィックス・ロゴ

    なるほど、一見というか、事実としてグラフィックボード以外構成するパーツがゲーミングPCと同じ感じなんですが、その根底にあるニーズは異なるんですね。特にディスプレイの部分、クリエイターPCは色の再現性に重きを置き、ゲーミングPCは高リフレッシュレート…これはつまり、激しいゲームの画面における滑らかな描画に重きを置く。

    当然の話ですが、この部分において GeForce か Quadro か、という分岐になるんですね。Quadro のハイエンドモデルの現状の話ですと、RGB各色10bit・10億6433万色に対して、GeForce の場合、RGB各色8bit・1677万色ですから、ここにニーズが顕在化してますね。

    そして、話の中で面白かったのは、クリエイターはパーツやスペックの詳細にあまり興味が無い人が多い、という事でした。私なんかはパーツやスペックなど仔細に把握してますが、クリエイターの方々はそっち方面に興味が向かないのかもしれません。確かに、クリエイターの方で『バリバリ自作しました!』っての、あんまり聞かないかも。

    クリエイター心をくすぐるんですがねぇ、自作PCって。

    上海問屋の製品が面白かった

    上海問屋の製品が面白かった

    最後に、パソコン関連の商品の展示という事で、上海問屋のラインアップがありましたので、特に気になった商品をピックアップして紹介したいと思います。

    スマホ用ゲームコントローラーⅡ

    スマホ用ゲームコントローラーⅡという商品。荒野行動プレイヤー必見。これはさり気にアツいんじゃないでしょうか。この799円の商品を知っているだけで、他のプレイヤーより優位に立てる可能性があるなら、絶対に試すべきですよね。

    咽喉(いんこう)マイク

    咽喉(いんこう)マイクですよこれ!!完全にガルパン気分が味わえるこのアイテムが1,666円で手に入るなんて!

    個人的にキーボードのタイピング音が聞こえながらプレイする方が実は好きな自分ですが(小さい足音を聞き漏らす事も多々あり)、どれくらいキーボード音をカットするのかこれは一度試してみたいです。

    他にもキーボードやら収納やらイヤホンやらの展示があったのですが、特にこの2点に惹かれました。この位の価格なので後日軽くポチりたいと思います。

    以上、ドスパラさんからご招待頂いた、製品展示会 2018年夏 のレポートでした。今後も GALLERIA は新しいゲーマー層を獲得していって伸びていきそうなゲーミングブランドだろうな~と思います。

    流石老舗って感じですね。

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