raytrektab DG-D08IWP 製品発表会

持ち運び簡単!お絵かきタブレット raytrektab DG-D08IWP の製品発表会に行ってきた!!

持ち運び簡単!お絵かきタブレット raytrektab DG-D08IWP の製品発表会に行ってきた!!

(木)公開

    漫画サロン「トリガー」にてイベントが開催

    さて。さてさて。今回も嬉しいことに、ドスパラさんからご招待を頂きまして製品発表会の場に馳せ参じました。その名も「raytrektab DG-D08IWP 製品発表会」。

    レイトレックタブ。ペンタブレットです。ワコムの筆圧検知ペンに対応した8インチ型の Windows タブレットなんですが、実は前評判から結構良くてかなりの注目商品でした。

    ツイッターとかで確認してもかなり評判が良いですね。これはかなりガチGOODなペンタブが登場したな感があります。

    普段ペンタブはおろか、タブレットをも使う機会が皆無な管理人ですが、お絵描きはそこそこに上手&嗜みたい系おっさんなので、個人的にも超楽しみなこのお絵描きタブレット。かなり期待を込めて前のめりで参加させて頂きました。

    マンガサロン『トリガー』

    場所は某渋谷漫画喫茶のような場所であるところのマンガサロン『トリガー』です。今回の発表会では中国出身の2ヶ国語を自在に操る声優兼漫画家である劉セイラさんのライブドローイングもあるという事。果たして raytrektab DG-D08IWP の実力や如何に!?

    raytrektab DG-D08IWP ってどんなタブレット?

    raytrektab DG-D08IWP のパッケージビジュアル

    という事でこちらが raytrektab DG-D08IWP のパッケージビジュアルですが、まずは公式サイトでスペック等々を確認してまとめてみました。

    raytrektab DG-D08IWP のスペック詳細

    raytrektab DG-D08IWP のスペック詳細
    CPU Intel Atom x5-Z8350 プロセッサ(クアッドコア, 定格 1.44GHz, キャッシュ2MB)
    デジタイザ Wacom feel IT technologies デジタイザ4096階調, スキャンレート180Hz
    メモリ 4GB DDR3L
    ディスプレイアダプター インテル HDグラフィックス400 (CPU内蔵)
    ディスプレイ 8インチ液晶(1280×800ドット表示/ マルチタッチ対応)
    ストレージ 64GB eMMC
    Bluetooth Bluetooth 4.0
    無線LAN IEEE802.11 ac/a/b/g/n
    センサー 加速度センサー、GPS
    I/O microUSB×1(給電兼用)
    映像出力 microHDMI ×1
    サウンド ヘッドフォン出力×1(ステレオミニプラグ), スピーカー内蔵, マイク内蔵
    カードスロット microSDカードスロット(SDXC)
    ウェブカメラ 約 200万画素 WEBカメラ フロント ×1,リア ×1
    サイズ 約 214(幅)× 128(奥行き)× 10.1(高さ)mm
    重量 本体 約400g, ペン 約5g
    バッテリー リチウムイオンバッテリー(約4時間 JEITA2.0)
    保証 1年間 持込修理保証
    付属品 クイックガイド / ACアダプター / microUSB(オス)-USB(オス)変換ケーブル microHDMI(オス)-HDMI(メス)変換ケーブル / 筆圧感知機能付きペン(標準芯付き)/ 替芯(フェルト製・エラストマー製 各1本) / 芯抜き
    raytrektab の詳細はこちら

    このタブレットの特徴を簡潔にまとめますと、

    • OS が Windows 10 なのでパソコン的な使用が可能
    • Wacom feet IT technologies で4096段階の筆圧検知に対応
    • ペイントソフト CLIP STUDIO PAINT DEBUT 標準バンドル
    • メモリが4GB

    この辺りだと思います。

    価格は2017年4月27日現在、49,800円(税込)です。税込みで50,000円を切っています。色々と他社さんのも見ましたが、お絵描きタブレットの部類ではかなり安いですね。

    私自身がこのサイズ感で持ち歩ける描き心地が良いタブレットが欲しかった!

    株式会社サードウェーブデジノス マーケティング本部・BTO事業部 レイトレックプロダクトマネージャーの林田奈美さん

    商品の解説は開発者の方とのトークセッション形式で進みました。写真左は、株式会社サードウェーブデジノス マーケティング本部・BTO事業部 レイトレックプロダクトマネージャーの林田奈美さんです。林田さん自身も絵を描くという事で、林田さん自身が欲しかったという滑らかな描き心地を実現しているという事です。

    自分が欲しい商品を自分で開発できる喜びと力は凄いものだと思います。こういった背景があるからこそ、人気のタブレットになったのかもしれません。

    この製品を一言で言い表すと、

    手のひらサイズでいつでも使える お絵描き用 Windows タブレット

    カバンに入れて持ち運ぶのにジャストサイズという事だそうです。日常の中で、なんとなくメモ書きやイラストを走り描きしたい時というのはかなりあると思います。

    そんな時にカバンの中からスっと取り出して直接描く事ができるのって凄い便利だと思います。

    また、なんと言ってもこの raytrektab DG-D08IWP は Windows 10 OS です。

    普段使っている Windows 10 対応のアプリケーションを、PCと同じ感覚でインストールして使用することができます。

    ペンタブを試している劉セイラさん

    因みにこちらが、トークセッションの最中も筆を走らせる、中国出身の声優&漫画家である劉セイラさん。初めて触るタブレットの感触を確かめているようです。

    写真にあるように、手頃なサイズ感がウリの raytrektab DG-D08IWP です。

    筆圧感知がアツい!滑らか感度の良さは及第点!!

    3種類の芯。なめらかな書き心地の標準芯、粘り気のあるエラストマー芯、マーカーのようなフェルト芯。raytrektab DG-D08IWP に付いてくる筆圧感知ペンですが、電池不要な電磁誘導方式を採用しています。

    4096階調の精細さと画面への反応の良さで滑らかな描き心地を実現してるとの事。標準でペンに入っている芯の他に、フェルト芯、紙に描いている感覚に近い粘り気のある描き心地のエラストマーの3種類あります。

    管理人が実際に描いてみた。良い書き心地。

    実際に描いてみました。私自身こういったペンタブを利用するのは数えるほどしかないのですが、描き心地は言われるように非常に滑らかでした。

    ペンを早く走らせて反応を見てみましたが、これも特に反応が遅い、タイムラグが顕著、といった事はありませんでした。

    会場で同行したペンタブのおそらくヘビーユーザーの知人に『実際のところどう?』と聞いたのですが、やはり『悪くないです。十分だと思います。』との答えが。

    また、『ウン十万もする液晶タブレットに比べたらアレだと思いますが、この価格でこの感触は凄いです。』とも言っていました。

    Windows 10 の小さいPC的に使うことも可能!!

    Windows 10 対応のアプリで様々な用途に使用できます。raytrektab DG-D08IWP にインストールされている Windows 10 は、対応する様々なアプリケーションがあります。

    また、指やペンによるタッチ操作、Bluetoothキーボードやマウスを接続しての操作もできます。お絵描き以外の色々な用途にも対応できる仕様と付属品があります。

    ニンテンドースイッチなどのデバイスとの連携も。

    キーボードやニンテンドースイッチなどとの連携も。

    定番ペイントツール「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」がバンドル

    定番ペイントツール「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」がバンドルこちらのソフトは同席した私の知人もインストールしているソフトでした。デジタルで絵を描くならまずはこのソフト的な感じのペイントツールのようです。

    イラスト制作ソフト CLIP STUDIO PAINT DEBUT | CLIP STUDIO.NET

    ざっと見たところ相当良さそうですね。線のヨレを補正してくれたり、各種ブラシの種類の豊富さ、隙間をはみ出さずに塗ってくれる隙間閉じ、細かな塗り残しを一気に塗ってくれる塗り残し埋め。

    3Dデッサン人形を配置して動かしたり、よく描くキャラやポーズなどを記憶させて呼び出せる機能など。とにかくイラスト・漫画を描くための便利機能が超充実している感じです。私も欲しいので近々タブレットを手に入れようと思います。

    劉セイラさんのライブドローイング

    声優兼漫画家である劉セイラさんによるライブドローイング

    劉セイラさんは中国・北京出身の、現在は声優&漫画家さんです。1985年11月25日生まれ。北京外国語大学日本語科を卒業後、日本でアニメ声優になることを目指し来日。めっちゃ行動派です。日本のテレビアニメのほか、アニメの中国語吹き替えやナレーションでも活動しています。

    有名なところでは美少女戦士セーラームーン Crystal の月野進悟役や、NHK Eテレのテレビで中国語ナレーション等などのお仕事をされてきました。

    最近では、ふんわりJUMPで教えて劉老師!2カ国語声優の日常という4コマ漫画を連載されています。

    因みにめちゃくちゃ日本語が上手でした、はい。漢字も私より知ってました、はい。あ、それは当たり前?

    いつもは液晶タブレットで描いてるの。

    劉セイラさんによるライブドローイングの様子です。いつもは液晶タブレットで描いてるんですね。

    未知との遭遇

    4コマ漫画は、劉セイラさんがパンダに raytrektab をおもむろに渡され、その使用感に衝撃を受けるという内容。

    なぜパンダかと言いますと、劉セイラさんは過去にパンダ氏(kkryu)としてニコニコ動画で活動していたからです、多分。(パンダにした理由)

    下描きから入ってペン入れ、そしてトーンを付けるまでで約1時間程度。初めての使い勝手に少し苦労しながらも、終始トークを交えながらサクサクと作業をしていました。

    下描き

    下描きです。描いて、下描きの上に清書するので透過させている。

    レイヤーのパーセンテージを下げて薄くして。

    これ、ソフト自体はアレですね、Photoshopですね。個人的にPhotoshopはよく使っているので中々近しいものを感じました。

    レイヤーを作ってそこに描いて、それを透過させて重ねて描いて…みたいな感じ。この辺の構造と操作は、Photoshopをよく弄るので自分でもすんなり理解できました。

    2本指グローブでペイントする劉セイラさん。

    因みに手にはこんな感じでグローブのようなものを装着していましたが、これはペンタブ用の2本指グローブというものなんですね、初めて知りました。はい、初心者ですみません。色々とあるんですね。

    気になって調べたところ、鉛筆やペンで紙に描く事と、ペンタブに描く事の違いからくる負荷の話に辿り着きました。普通鉛筆などは筆圧によって芯が折れたり砕けたりします。ペン先も変形します。

    でもペンタブの場合はペン先がフェルト芯で、描写する先はタブレット画面という硬い面なので、ペン先が筆圧によって変形したり削れたりするのは稀です。

    この違いが実は大きくて、ペンタブの場合、筆圧の力に応じて腕や手首の加わる力(反発力)も増してしまい、手首に負荷がかかったり、それが腱鞘炎にまでなってしまったりするそうなんです。

    そこでおすすめとなるのがこのペンタブグローブで、それらを予防する役割があるという事なんです。うーん、めっちゃ勉強になりました。

    raytrektab DG-D08IWP 製品発表会 のまとめ

    今回の raytrektab DG-D08IWP は発売開始から好調の売れ行きだそうです。ユーザーの反応も良くかなりヒット商品になる予感がしますね。

    今回の取材で色々と調べているうちに、私もめっちゃペンタブが欲しくなりました。

    raytrektab DG-D08IWP 製品発表会 のまとめ

    私自身はこのタイプのタブレットを使った事がないので他社製品との比較ができないのですが、ほんとにむかーし、ワコムの安っすいペンタブを買って描いた事があって、その時の感触と比較したらそりゃもう感動ものでした。

    紙のよう、という触れ込みなので、実際に本物の紙のようなイメージを想像して触るとそこはやはり違い…視差などを感じるのですが、慣れで十分すぐに埋まる誤差感覚だと思います。

    あと、今はこのようにペン先が色々とあるんですね。エラストマーの滑らかに吸い付く感覚は最高でした。直接画面に描くのは最高です。

    そして何より魅力なのが価格でして、税込みで5万円を切るという価格は凄いですね。安く、そしてそこそこ描ける手軽なお絵描きタブレットを求めている人は、文句なしでおすすめ出来るペンタブレットだと思います。私も入手したいと思います。レビューも書きます!

    ちなみに、ようつべには今回の製品発表の動画と劉セイラさんのライブドローイングの様子の動画がありますので、そちらのURLも貼っておきます!

    raytrektab DG-D08IWP 製品発表会1

    もうひとつ。

    raytrektab DG-D08IWP 製品発表会2(劉セイラさんによるライブドローイングセッション)

    という事で、商品のおさらいを。それではまた次回のレポートにて!

    大ヒット間違い無し!のお絵描きウィンタブ

    raytrektab DG-D08IWP のスペック詳細
    CPU Intel Atom x5-Z8350 プロセッサ(クアッドコア, 定格 1.44GHz, キャッシュ2MB)
    デジタイザ Wacom feel IT technologies デジタイザ4096階調, スキャンレート180Hz
    メモリ 4GB DDR3L
    ディスプレイアダプター インテル HDグラフィックス400 (CPU内蔵)
    ディスプレイ 8インチ液晶(1280×800ドット表示/ マルチタッチ対応)
    ストレージ 64GB eMMC
    Bluetooth Bluetooth 4.0
    無線LAN IEEE802.11 ac/a/b/g/n
    センサー 加速度センサー、GPS
    I/O microUSB×1(給電兼用)
    映像出力 microHDMI ×1
    サウンド ヘッドフォン出力×1(ステレオミニプラグ), スピーカー内蔵, マイク内蔵
    カードスロット microSDカードスロット(SDXC)
    ウェブカメラ 約 200万画素 WEBカメラ フロント ×1,リア ×1
    サイズ 約 214(幅)× 128(奥行き)× 10.1(高さ)mm
    重量 本体 約400g, ペン 約5g
    バッテリー リチウムイオンバッテリー(約4時間 JEITA2.0)
    保証 1年間 持込修理保証
    付属品 クイックガイド / ACアダプター / microUSB(オス)-USB(オス)変換ケーブル microHDMI(オス)-HDMI(メス)変換ケーブル / 筆圧感知機能付きペン(標準芯付き)/ 替芯(フェルト製・エラストマー製 各1本) / 芯抜き
    raytrektab の詳細はこちら
    ページの先頭へ戻る