マウスコンピューター G-Tune XM-B

G-Tune XM-B(GeForce RTX 3070 × Intel Core i7-10700)レビュー&評価

G-Tune XM-B(GeForce RTX 3070 × Intel Core i7-10700)レビュー&評価

)更新

    標準スペック・サイズ

    G-Tune XM-B 標準スペック・仕様・サイズ・価格
    グラボ NVIDIA GeForce RTX 3070 8GB
    CPU Intel Core i7-10700(2.90GHz-4.80GHz, 8コア, 16スレッド)
    メモリ 16GB(8GBx2, 2チャネル, DDR4-2666)
    M.2 SSD 512GB(NVMe対応)
    HDD 2TB
    電源 700W(80PLUS GOLD)
    マザーボード Intel B460 チップセット(Micro ATX)
    サイズ(mm) 189(幅)x 396(奥行)x 390(高)
    重量 約 11.7 kg
    OS Windows 10 Home(64bit DSP)
    付属 Xbox Game Pass for PC 30日間トライアル
    Minecraft スターター コレクション
    保証 1年間無償保証, 24時間 ×365日電話サポート
    ※最新スペック・情報は必ず公式サイトにて確認下さい。
    G-Tune XM-B の見積もり・購入

    マウスコンピューターのゲーミングPCシリーズ G-Tune(ジーチューン)から G-Tune XM-B をお借りする事が出来たのでレビュー&評価してみたいと思います。

    G-Tune デスクトップPC 売れ筋ランキング 1位の G-Tune XM-B

    このモデルは2021年3月13日現在、マウスコンピューター通販サイト G-Tune デスクトップPC 売れ筋ランキング堂々の1位なので超注目の1台です。

    因みにここ最近は稀に見るグラフィックボードの価格高騰にて、PC本体価格も2万~3万円程度値上がりしていますが、ここは致し方なしですね。

    ただし、購入タイミングはしっかり自己判断する必要があります。

    グラフィックボードのメーカー

    ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Twin Edge

    搭載されるグラフィックボードのベンダー(メーカー)は、購入・出荷時期によって異なる場合があります。

    今回搭載されていたグラフィックボードのベンダーは、ZOTAC(ゾタック)でした。ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Twin Edgeかと思われます。

    白色LEDライティングに第2世代レイトレーシングコアを装備しています。

    FREEZ fan stop と言って、アイドル時にファンの回転を停止する機能もあります。

    補助電源は 8pin x 2

    2スロット分を物理的に占有します。補助電源は 8pin x 2 でメモリは 8GB GDDR6 です。補助電源のソケット口がに奥行があるのがちょっと考えられてるな~と思います。

    背面のインターフェース群

    ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Twin Edge インターフェース
    HDMI DisplayPort
    1 3

    ゲーミング性能を測定

    人気ベンチマークソフトのスコア

    ドラゴンクエストⅩ

    ドラゴンクエストⅩベンチマーク 最高品質 23135 すごく快適

    FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION

    FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク 高品質 12162 非常に快適
    標準品質 15863 非常に快適

    ファンタシースターオンライン2 EP4

    ファンタシースターオンライン2 EP4 ベンチマーク 設定 6 123592 快適に動作

    モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)

    モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) ベンチマーク - 81550 -

    バイオハザード6

    バイオハザード6ベンチマーク - 32107 RANK S
    GeForce RTX 3070 & Intel Core i7-10700
    全ソフト共通:解像度 1920 × 1080 px/フルスクリーン

    十分なスコアが出ました。FF でも高設定の綺麗なグラフィックでプレイ可能です。

    3DMARK(TIME SPY・FIRE STRIKE)

    TIME SPY 1.0

    12 550G-Tune XM-B の TIME SPY 1.0 のスコアは 12 550
    Graphics Score CPU Score
    13 498 8 980
    上位6%の性能G-Tune XM-B は TIME SPY 1.0 で上位6%の性能

    FIRE STRIKE 1.1

    25 626G-Tune XM-B の FIRE STRIKE 1.1 のスコアは 25 626
    Graphics Score 33 750
    Physics Score 22 441
    Combined Score 9 886
    上位3%の性能G-Tune XM-B は FIRE STRIKE 1.1 で上位3%の性能

    TIME SPY 1.0 は上位6%、FIRE STRIKE 1.1 でも上位3%というスコアでした。ハイエンドゲーミングPCという括りの上をいく性能です。

    RTX 3070 と RTX 3080 のスコア比較

    GeFoce RTX 3070 RTX 3080
    モデル名 G-Tune XM-B G-Tune EP-Z
    CPU Intel Core i7-10700 Intel Core i9-10900K
    TIME SPY 1.0 12 550 27 634
    FIRE STRIKE 1.1 25 626 44 421

    CPUにも差があるとは言え、3070 と 3080 の数値の差はかなりのものです。今は価格が高騰&品薄なので価格比較が難しいのですが、価格COMでちょっと見てみたら、3070 はなんと13万円近く、3080 は価格が出てませんでした…。

    おそらく2万円程度の差ですが、それを考えると 3080 はかなりコスパが良いのかもしれません。

    ゲームの快適さは?FPS値測定

    ドラゴンクエストⅩ

    ドラゴンクエストⅩのFPSドラゴンクエストⅩのFPS 設定 最低 FPS 平均 FPS
    最高品質 31 234

    FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION

    FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク 設定 最低 FPS 平均 FPS
    高品質 55 119
    標準品質 109 152

    ファンタシースターオンライン2 EP4

    ファンタシースターオンライン2 EP4のFPSファンタシースターオンライン2 EP4のFPS 設定 最低 FPS 平均 FPS
    設定 6 212 341

    モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)

    モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) のFPSモンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) のFPS 設定 最低 FPS 平均 FPS
    - 417 758

    バイオハザード6

    バイオハザード6のFPSバイオハザード6のFPS 設定 最低 FPS 平均 FPS
    - 49 245
    GeForce RTX 3070 & Intel Core i7-10700
    全ソフト共通:解像度 1920 × 1080 px/フルスクリーン

    一応ゲームにおいてサクサクヌルヌル表示できる基準的な値が 60fps と言われていますが、全てのベンチマークソフトの全設定において余裕過ぎるスコアです。

    144Hz 対応モニターでも高解像度設定で快適にプレイ出来そうです。

    VRMARK のスコア

    VRMARK ORANE ROOM BENCHMARK DESKTOP 1.0

    13 288G-Tune XM-B の TVRMARK ORANE ROOM BENCHMARK DESKTOP 1.0 のスコアは 13 288
    Average frame rate Target frame rate
    289.67 fps 109.00 fps
    上位1%の性能G-Tune XM-B は VRMARK ORANE ROOM BENCHMARK DESKTOP 1.0 で上位1%の性能

    3D MARK に続き上位3%の性能でした。

    動画編集・タスク系能力をチェック

    PCMARK 10

    PCMARK 10 の測定結果

    6 686G-Tune XM-B の PCMARK 10 のスコア 6 686
    上位10%の性能G-Tune XM-B は PCMARK 10 で上位10%の性能

    上位10%の性能でした。一番上の問題ないタスク性能だと言えます。

    目隠しパーツのチェック

    G-Tune XM-B の内部の様子

    内部を覗いて、公式サイトでは記載が無いいわゆる"目隠しパーツ"群を見ていきます。CPUクーラー、マザーボード、メモリをチェックしてみました。

    こちら↑は右側面のパネルを開けた状態です。

    G-Tune XM-B の内部の様子(左側面)

    こちらは左側面。最大で 2.5インチドライブが2つ、3.5インチが1つ、スリム光学ドライブを同時に搭載可能で、この構成では既に3.5インチHDD、スリム高額ドライブが使用済みなので、2.5インチドライブが2つ空いています。

    CPUクーラー

    Cooler Master の空冷CPUクーラー

    G-Tune XM-B には Intel CPU BOX の純正クーラーに似たシンプルな Cooler Master の空冷CPUクーラーが取り付けられていました。

    CPUの温度計測のログを紛失してしまいましたが、おおむね80℃前後で全ベンチマークを終えていたので冷却性能は十分にあります。

    マザーボード

    マザーボードのブランドは不明で、CPUID HWMonitor で確認できる情報では、MouseComputer B460 という表記があり、どこぞやのOEM製品のようです。Intel B460 チップセット搭載のマザーボードでした。

    バックパネルインターフェース

    MouseComputer B460 バックパネルインターフェース
    PS/2 キーボード/マウス 1
    HDMI - 1
    DisplayPort - 1
    USB 3.0 - 4
    LAN - 1
    オーディオジャック - 3

    かなり簡素な仕様です。USBポートが圧倒的に少ないです…。この辺りはよくよくチェックして購入判断すべきでしょう。

    ※搭載される各パーツのメーカーは、購入・出荷時期によって異なる場合があります。

    メモリ

    ADATA A02P26KC8T1-BWVS

    ADATA A02P26KC8T1-BWVS
    容量(1枚当り) メモリチップ規格 モジュール規格
    8 GB DDR4-2666 PC4-21300
    メーカー公式サイト

    メモリは ADATA製の DDR4 2666 8GB が2枚という構成でした。

    搭載される各パーツのメーカーは、購入・出荷時期によって異なる場合があります。

    良い点・イマイチな点

    G-Tune XM-B をレビューして、良い所とイマイチだと思う所を正直にまとめてみました。まずは良い所から。

    • ケースがコンパクトでスタイリッシュ!!
    • 内部の空間に"ゆとり"があってエアフロー良好!
    • M.2 SSD に標準でシールド(ヒートシンク)が付いている!
    • コンパクトながら配線がスッキリしている!
    • グラフィックボードの取り付けが堅牢!

    この5点が特に注目できる点かと思いました。

    2スロット占有します。

    これは"イマイチ"として評価しようか迷ったんですが、やはり良い点であると思いました。グラフィックボードはこのように頑丈に取り付けられています。

    グラフィックボードの取り外しは手間がかかる分堅牢。

    このように止め金具的なものをドライバーで外してから、

    グラフィックボードが取り付けられているネジ

    実際にグラフィックボードが取り付けられているネジにアクセスする仕様となっています。

    個人的には、頻繁に内部を空けてパーツを外して掃除をする自分からするとちょっと面倒なんですが、普通の方の場合グラフィックボードなんてほとんどアクセスしませんから、丈夫に取り付けられていた方が良いに決まってます。

    M.2 ARMOR

    こちらは M.2 ARMOR(エムツーアーマー)と称したヒートシンクです。こちらは標準で付いています。ちょっと嬉しくなる計らいですよね。

    HDD の SATAケーブル、電源ケーブル。

    ケーブル類は黒で統一されていてスッキリしています。コチラは左側面からHDDにアクセスした一枚。

    電源ユニットのケーブル

    隣の電源ユニットのケーブルは丁度良い空間にしっかり収まっています。

    対して、ちょっとイマイチかな~と思った店は、

    • バックパネルのインターフェースが乏しい…。
    • 側面にアクリルパーツがなく内部が見れない…。

    という点が気になりました。

    バックパネルのインターフェース群

    特にバックパネルのインターフェース群は、ゲーミングPCとしてはちょっと乏しい感は否めません。HDMI や Displayport はグラフィックボードに任せるとしても、USBポートの数は少ないです。

    ケースのフロント上部にあるインターフェース群

    筐体フロント上部インターフェース群。左からマイク出力・入力・USB 3.0・HDMI

    フロントも特に充実しているワケでは無いので、様々なデバイスを繋げる場合は別途ハブが必要ですね。自分の今の環境では絶対的に足りないです。

    また『側面にアクリルパーツがなく内部が見れない…。』という点ですが、これはお金をかけることができればカスタマイズにて、

    強化ガラスサイドパネルが選べます

    強化ガラスサイドパネルが選べますから、内部を見ることが出来るようになります。

    以上、良い点とイマイチな点を挙げましたが、全体的には満足度がかなり高いモデルであることは間違いありません。

    正直 RTX 3000 シリーズ搭載のゲーミングPCであれば価格とのバランスを考えるとこの RTX 3070 搭載が一番コスパが良いと感じます。

    以上、G-Tune XM-B のレビューでした。

    コンパクトなのにパワフル!ゲーミングPCデビューに最適な一台!!
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