感動する快適さ!GeForce RTX 2080 Ti 搭載の GALLERIA XZ のレビュー&評価!!
スペック・サイズ・価格など
今回のレビューはめっちゃ楽しみなヤツです。9月27日にドスパラ公式通販サイトで発売されたばかりの GALLERIA XZ なんですが、待望の NVIDIA RTX 2080 Ti 搭載のモデルなんです!
お値段はかなり張りますが、これから本格的な「勝つためのゲーミングPC」を手に入れたい!と思っている方は絶対にチェックしておいたほうが良いモデルです。
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グラボ | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti 11GB |
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CPU | Intel Core i7-8700 (6コア, 定格 3.70GHz, ターボ・ブースト時最大 4.70GHz, 12MB L3 キャッシュ, インテル ハイパースレッディング・テクノロジー対応) |
メモリ | 8GB PC4-21300(DDR4 SDRAM, 8GBx2, デュアルチャネル) |
SSD | 500GB SSD |
HDD | 2TB SATA 6Gb/s 接続(SATAⅢ) |
マザーボード | Intel H370 チップセット搭載 ATX マザーボード |
電源 | CORSAIR 650W 静音電源 (80PLUS BRONZE / CX650M) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ(SATA接続) |
サイズ | 207(幅)x520.7(奥行き)x450.2(高さ)mm |
重量 | 約 13.9 kg |
OS | Windows 10 Home インストール済み |
キーボード | GALLERIA Gaming Keyboard(USB接続) |
マウス | GALLERIA レーザーマウス(8ボタン,マッドブラック,USB接続) |
※仕様は変更してある事があるので必ず公式サイトを確認して下さい。 |
スペックは RTX 2080 Ti 搭載という所以外はいつもの GALLERIA って感じなんですが、珍しくいつもは目隠しパーツな電源ユニットにしっかりとメーカーの明記があります。私が良く使うコルセアでした。これは個人的に嬉しポイントです。後ほど写真と共にスペックなど記載します。
上のお見積りボタンのリンクからお値段チェックして貰うと分かりますが、結構なものです。本体価格の実に60%以上がグラフィックボードの価格ですね。という事で早速グラボをチェックしてみましょう。
グラフィックボードのメーカーはどこの?
今回搭載されていたグラフィックボードはドスパラご用達の Palit じゃなくて Asus(エイスース)TURBO-RTX2080TI-11G でした。スペック詳細はリンクからどうぞ。
ビジュアルめちゃくちゃかっこイイですね。このグラボの特徴はブッファ(衝撃を吸収して和らげる緩衝器)と新型カバーの組み合わせが高い冷却能力を持っている事と、デュアルボールベアリングファン言って、このファンは静かで効率的なエアフローを行ってくれる事でしょう。
そして防塵ファンはIPX5の保護等級を持っています。この等級になると、塵埃(ホコリ)の侵入による内部の部品の損傷が起こらないレベルになっているのです。つまり寿命が長くなります。
背面のインターフェース群
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DisplayPort | DisplayPort 1.4 | 2 |
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HDMI | HDMI 2.0b | 1 |
USB Type-C | Support:Yes | 1 |
USB Type-C があるのが特徴ですね。HDMI のデジタル出力はHDCP に対応。因みにグラボ単体での価格コムでの最安値は現在は掲載待ちという状態です。
ゲーミング性能をベンチマークで測定
人気ベンチマークソフトでスコア測定
ドラゴンクエストⅩ |
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最高品質 | 21566 | すごく快適 |
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION |
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高品質 | 11121 | とても快適 |
標準品質 | 14032 | 非常に快適 | |
軽量品質 | 15394 | 非常に快適 | |
ドラゴンズドグマオンライン |
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最高品質 | 16022 | とても快適 |
ファンタシースターオンライン2 EP4 |
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設定 6 | 090381 | 快適に動作 |
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) |
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- | 77131 | - |
バイオハザード6 |
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- | 30154 | RANK S |
GeForce RTX 2080 Ti 11GB/ Intel Core i7-8700 (全ソフト共通 … 解像度 1920 × 1080 pix / フルスクリーン) |
記憶によれば、これまで測定してきたベンチマークスコアの過去最高スコアです!流石の RTX という所です!FFも高品質でとても快適なのは初、モンハンがシングルグラボでここまでのスコアは初、だと思います。
あとは体感としてどうか?ってところですがこれは後ほどPUBGをやった感想がありますのでそちらをどうぞ。
3DMARK(TIME SPY・FIRE STRIKE)
TIME SPY 1.0 |
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SCORE | 11230 |
Graphics Score | 12587 | |
CPU Score | 6812 | |
FIRE STRIKE 1.1 |
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SCORE | 24430 |
Graphics Score | 33116 | |
Physics Score | 18099 | |
Combined Score | 9721 | |
GeForce RTX 2080 Ti 11GB / Intel Core i7-8700 |
TIME SPY 1.0 は上位4%、FIRE STRIKE 1.1 は上位1%に入るという凄まじいスコアでした!これは凄いです。特に TIME SPY は GTX 1080 Ti と比較すると30%UP近いスコアが出ているかと思います。いやー凄い。上位1%とか初めて見ました。
VR性能のベンチマークスコア
VRMARK
VRMARK ORANE ROOM BENCHMARK DESKTOP 1.0 |
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SCORE | 11895 |
Average frame rate | 244.22 fps | |
Target frame rate | 109.00 fps | |
GeForce RTX 2080 Ti 11GB / Intel Core i7-8700 |
VRMARK ORANE ROOM BENCHMARK DESKTOP 1.0 では上位7%に入る性能でした。これは GTX 1070 Ti や 1080 Ti と比較して上回っていますがさほど変わらない感じですね。それでももちろん、VR でも超快適な環境が約束されます。
タスク系スコア(CPU・SSD・HDD・GPU)
CPU-Z(Intel Core i7-8700)
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CPU-Z ベンチマーク結果 |
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CPU シングルスレッド | 504.7 |
CPU マルチスレッド | 3908.2 |
CINEBENCH R15(Intel Core i7-8700)
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CINEBENCH R15 の測定結果 |
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CPU | 1432 cb |
OpenGL | 142.19 fps |
PCMARK 10
PCMARK 10 の測定結果 |
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SCORE | 6184 |
Essentials | 9499 | |
Productivity | 8302 | |
Digital Content Creation | 8452 | |
GeForce RTX 2080 Ti 11B / Intel Core i7-8700 |
上位6%の性能でした。タスク系も文句なしです。
CrystalDiskMark 6.0.0 Shizuku Edition x64 でストレージ(SSD・HDD)を計測
SSDのベンチマーク結果
Crucial CT500MX500SSD1 500.1 GB |
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Read [MB/s] | Write [MB/s] | |
Seq Q32T1 | 560.7 | 496.9 |
4KiB Q8T8 | 398.0 | 354.4 |
4KiB Q32T1 | 316.2 | 290.2 |
4KiB Q1T1 | 41.63 | 98.69 |
目隠しパーツ SSD はいつもの Crucial でした。
HDDのベンチマーク結果
SEAGATE ST2000DM006-2DM164 2000.3 GB |
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Read [MB/s] | Write [MB/s] | |
Seq Q32T1 | 188.1 | 166.5 |
4KiB Q8T8 | 1.453 | 7.969 |
4KiB Q32T1 | 1.461 | 7.803 |
4KiB Q1T1 | 0.625 | 5.680 |
HDD は SEAGATE でした。
目隠しパーツ(CPUクーラー・電源ユニット・マザーボード・メモリ)はどこのメーカー?
内部の様子、パーツ構成がわかる一枚です。今回は非常に良いです。コルセアの電源のケーブルがスリーブケーブルで尚且つ黒なので非常にすっきりとしています。めちゃくちゃシックで落ち着いてます。
CPUクーラー(DEEPCOOL)
GALLERIA XZ はハイエンド構成なのでエアフローに気を遣わなくてはならないモデルですから、標準構成で「静音パックまんぞくコース」が採用されています。DEEPCOOL製のクーラーでした。
電源ユニット(Corsair)
重複しますが、電源ユニットはCorsair CX650M という電源ユニットです。80PLUS BRONZEで1系統です。奥行は 140mm でショートサイズ設計です。
Corsair CX650M 出力
入力電圧 | 100-240VAC | ||||
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入力周波数帯 | 47Hz-63Hz | ||||
入力電流 | 10A-5A | ||||
DC出力 | +3.3V | +5V | +12V | -12V | +5Vsb |
25A | 25A | 54A | 0.8A | 3A | |
130W | 648W | 9.6W | 15W | ||
定格出力 | 650W |
やっぱり必要な分だけ使えるフルモジュラーは良いです。ただし、80PLUS認証は BRONZE なので若干効率は低い電源ユニットですね。
マザーボード(ATX/Intel H370 チップセット)
マザーボードは ASUS PRIME H370-A でした。公式サイトはこちら。Z370以上が良いという方は残念です。ドスパラはマザーボードはカスタマイズ出来ない固定されたパーツになっています。
ASUS PRIME H370-A バックパネルインターフェース
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PS/2 | キーボード/マウス | 1 |
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USB 3.1 | Gen2 | 2 |
USB 3.1 | Gen1 | 2 |
USB 2.0 | - | 2 |
映像出力 | HDMI | 1 |
DVI | 1 | |
D-sub | 1 | |
LAN | - | 1 |
オーディオ | マイク入力 | 1 |
ライン入力 | 1 | |
ライン出力(ステレオミニプラグ) | 1 |
ゲーミングモデル&超ハイエンドモデルとしては結構貧弱な印象で、DisplayPortとか無いですね。でも、グラフィックボードにはあるし、まあイイっちゃあイイでしょうか。
メモリ(SUMSUNG)
メモリは SAMSUNG 純正の DDR4 2666 4GB × 2 という構成でした。
PUBGのフレームレート&実際に5ラウンドやってみた感想
今回の GALLERIA XZ レビューで一番楽しみだったのが PUBG の体感快適度チェックです。数字だけではやはり分からないので実際にプレイしてみてどうか?をお伝えします。プレイ時間もいよいよ800時間オーバーになってきて、大分上手くなったハズ?です。
全設定でFPSを測定してみた
設定 | フレーム数 | 測定時間 | 最高 FPS 値 | 平均 FPS 値 |
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ウルトラ | 129830 | 18分 | 219 | 120 |
高い | 160417 | 17分 | 278 | 162 |
中 | 120102 | 11分 | 353 | 185 |
低 | 150332 | 16分 | 366 | 174 |
非常に低い | 185191 | 20分 | 394 | 160 |
SUNHOK(サノク)でプレイ。以上の結果に。凄い!ウルトラでも120以上をマーク。一番人が密集するラウンジでも130~150で推移してました。
全5ラウンドともブートキャンプやリゾートなど、敢えて激戦区に降下しましたが非常に快適でした。因みに計5ラウンドでドン勝はあったか?は↑プレイ時間を見てもらうと解ると思います察して下さい…。(無)
やっぱりウルトラ設定はめっちゃ有利!快適!
↑これは、設定「ウルトラ」での降下時のキャプチャです。かつてこれ程までにウルトラ設定でヌルヌルだった事は無かったです!めっちゃプレイしやすかったですね。
特に降下時にその快適さ&凄さを感じたのですが、上空からのオブジェクトの描画がめっちゃ早い&降下時のパラシュートの敵を完璧に描画してくれるのは、もう絶対に有利です!
自分の今の自作メインマシンだと、中程度でやっていても降下している敵の描画が遅くて敵を見落とす事が結構あるので、ある意味致命的なんです。
いやー、これはマジで快適です。プロゲーマーの方たちはこういった環境でプレイしているから強いんですね!(違…普通にうまい)
このマシンならウルトラ設定でプレイしながら配信とかも全然イケるでしょう。
メモリを16GBにカスタマイズしよう!
メモリは 8GB → 16GB 推奨です。おすすめというか必須です個人的に。+12,700円ですが、PUBG に限らず今後リリースされるタイトル群はもっとメモリを食っていくと思うので 16GB デフォだと思います。
以上、GALLERIA XZ のレビュー・評価でした!