GALLERIA XA5R-R36T 7600 登載(GeForce RTX 3060 Ti × Ryzen 5 7600)レビュー
標準スペック・サイズ
グラボ | NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 8GB |
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CPU | AMD Ryzen 5 7600(3.8GHz-5.1GHz, 6コア, 12スレッド) |
メモリ | 16GB(8GBx2, DDR5-4800) |
M2.SSD | 1TB(NVMe Gen3) |
電源 | 650W(80PLUS BRONZE) |
マザーボード | AMD B650 チップセット搭載(ATX) |
PCケース | ガレリア専用 SKケース スタンダード(ガンメタリック) |
サイズ(mm) | 220(幅)x 440(奥行)x 480(高) |
重量 | 約 14 kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
保証期間 | 1年(有料延長保証あり) |
※最新スペック・情報は必ず公式サイトにて確認下さい。 |
久々のレビューですが、RTX 3060 Ti 8GB 搭載モデルで、AMD Ryzen 5 7600 との組み合わせとなります。
私のメインのゲーミングPCも RTX 3060 Ti ですね。早速いってみましょー。
グラフィックボードのメーカー
搭載されるグラフィックボードのベンダー(メーカー)は、購入・出荷時期によって異なる場合があります。
今回搭載されていたグラフィックボードはZOTAC製でした。ZOTAC の公式ページには商品ラインアップされていませんでした。B to B 系のグラボなのでしょうか。
ファンは1基ですが、RTX 3060 Ti の中ではコンパクトサイズで、筐体内のスペースを圧迫してはいませんので、エアフローは心配ないです。後ほどGPUの温度もまとめていますが、特に高温でヤバいということにはならなかったです。
補助電源は 8pin × 1 です。
基盤がポツポツ出ているタイプですね。ここは覆って欲しかった、掃除が面倒なんですよね…。
GPU-Z(ZOTAC GeForce RTX 3060 Ti 8GB)
TECHPOWERUP で詳細を見る | ZOTAC RTX 3060 Ti LHR |
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グラボのインターフェース
HDMI | DisplayPort |
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1 | 3 |
至ってスタンダードです。
ゲーミング性能を測定
人気ベンチマークソフトのスコア
ドラゴンクエストⅩ |
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最高品質 | 25459 | すごく快適 | |
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION |
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高品質 | 10785 | とても快適 | |
標準品質 | 14516 | 非常に快適 | |
ファンタシースターオンライン2 EP4 |
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- | 034624 | - | |
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) |
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- | 68637 | - | |
バイオハザード6 |
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- | 29766 | RANK S | |
GeForce RTX 3060 Ti & Ryzen 5 7600 全ソフト共通:解像度 1920 × 1080 px/フルスクリーン |
やはり RTX 3060 Ti は強いですね。ほぼすべてのゲームタイトルで快適にプレイできるかと思います。FF XV のベンチ、高品質設定でこのスコアは優秀です。
3DMARK(TIME SPY・FIRE STRIKE)
TIME SPY 1.0 |
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10 812 | ||
Graphics Score | CPU Score | |
11 182 | 9 109 | |
上位35%に入る性能 | ||
このベンチマーク結果を 3DMARK 公式サイトで見る |
FIRE STRIKE 1.1 |
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25 576 | ||
Graphics Score | 27 964 | |
Physics Score | 28 305 | |
Combined Score | 14 330 | |
上位7%に入る性能 | ||
このベンチマーク結果を 3DMARK 公式サイトで見る |
TIME SPY 1.0 は上位35%に入る性能、FIRE STRIKE 1.1 でも上位7%に入る性能というスコアでした。
ゲームの快適さは?FPS値測定
ドラゴンクエストⅩ |
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設定 | 最低 FPS | 平均 FPS | |
最高品質 | 29 | 219 | |
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION |
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設定 | 最低 FPS | 平均 FPS | |
高品質 | 51 | 108 | |
標準品質 | 103 | 146 | |
ファンタシースターオンライン2 EP4 |
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設定 | 最低 FPS | 平均 FPS | |
設定 6 | 65 | 129 | |
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) |
|||
設定 | 最低 FPS | 平均 FPS | |
- | 365 | 692 | |
バイオハザード6 |
|||
設定 | 最低 FPS | 平均 FPS | |
- | 56 | 276 | |
GeForce RTX 3060 Ti & Ryzen 5 7600 全ソフト共通:解像度 1920 × 1080 px/フルスクリーン |
ヌルヌル動きサクサク表示できる最低限の値が 60fps と言われていますが、PCゲームにおいて目指すべきは 144Hz です。そのラインで見てもノープロブレムですね。
VRMARK のスコア
VRMARK ORANE ROOM BENCHMARK DESKTOP 1.0 |
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16 122 | |||
Average frame rate | Target frame rate | ||
351.46 fps | 109.00 fps | ||
上位2%に入る性能 | |||
このベンチマーク結果を VRMARK 公式サイトで見る |
上位2%に入る性能でした。
動画編集・タスク系能力をチェック
WIN SCORE SHARE のスコア
スコアは9.1です。ボトルネックはなく、バランス良いハイスペックであることが分かりました。
CPUID HWMonitor で各パーツの温度をチェック
各パーツの最高温度 |
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グラフィックボード(GeForce RTX 3060 Ti) | GPU | 80.0℃ |
グラフィック(AMD Radeon Graphics) | GPU | 44.0℃ |
CPU(Ryzen 5 7600) | Package | 81.4℃ |
メモリ(Samsung M323R1GB4BB0-CQKOL) | Temperatures | 34.3℃ |
メモリ2(Samsung M323R1GB4BB0-CQKOL) | Temperatures | 31.8℃ |
M.2 SSD(INTEL SSDPEKNU010TZ) | Temperatures | 35.0℃ |
マザーボード(ASRock A520M TW) | STSTIN | 20.0℃ |
この温度は、今回のレビューでベンチマークを動かしている間ずっと起動して測定していた数値になります。
安定して低温ですね。これもノープロブレムです。
CPU-Z(Ryzen 5 7600)
CPU-Z Ver. 1.98.0x64 ベンチマーク結果 |
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CPU シングルスレッド | 719.1 |
CPU マルチスレッド | 5876.8 |
リファレンスは Intel Core i9-9900KF を引っ張ってきました。
CINEBENCH R23(Ryzen 5 7600)
CINEBENCH R23 の測定結果 |
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CPU(Multi Core) | 13127 pts |
CPU(Single Core) | 1802 pts |
MP Ratio | 7.29 x |
PCMARK 10
PCMARK 10 の測定結果 |
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7 912 | ||
上位5%に入る性能 | ||
このベンチマーク結果を PCMARK 公式サイトで見る |
なんとこれも上位5%に入る性能でした。
CrystalDiskMark(M.2 SSD)
INTEL SSDPEKNU010TZ 1024.2 GB |
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5回測定 | Read [MB/s] | Write [MB/s] |
Seq Q8T1 | 3479.03 | 2809.32 |
Seq Q1T1 | 3121.57 | 2422.25 |
RND4K Q32T16 | 934.41 | 1364.50 |
RND4K Q1T1 | 81.56 | 266.90 |
価格コムの商品ページ |
目隠しパーツのチェック
内部にアクセスしてパーツのチェックをしてみます。公式サイトでは記載が無い…いわゆる"目隠しパーツ"たちはどんなものを採用しているのでしょうか?CPUクーラー、マザーボード、メモリをチェックしてみました。
こちら↑は左側面のパネルを開けた状態です。
CPUクーラー
CPUクーラーには PCCOOLERというメーカーのモノが装着されていました。私は初見です。GALLERIA でも最近採用したと思います。
ヒートシンクの面積大きいです。実際の温度も低温に抑えられていたので、かなり効力があるのでしょう。
マザーボード
マザーボードはASRock A520M TWというB to B の OEM マザーボードでした。
ここに THIRDWAVE の文字が。これまではこのようなカタチではありませんでした。サードウェーブ側のアイディアが実現しているのだと思います。
バックパネルインターフェース
DisplayPort | - | 1 |
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HDMI | - | 1 |
USB | - | 8 |
LAN ポート | - | 1 |
HD オーディオジャック | サウンド入力 | 1 |
フロントスピーカ | 1 | |
マイクロフォン | 1 |
結構ゴージャスです。ここにもオリジナルの装飾が。これは良い感じです。ちょっと仕様書がないので完全ではないです、すいません…。
メモリ
Samsung M323R1GB4BB0-CQKOL |
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容量(1枚当り) | メモリチップ規格 | モジュール規格 |
8 GB | DDR5-4800 | PC5-38400 |
メーカー公式サイトの商品ページ |
メモリは Samsung の 8GB が 2枚という構成でした。規格は新しいですね。
メモリスロットは4つある(空2つ)ので増設しやすいです。
搭載される各パーツのメーカーは、購入・出荷時期によって異なる場合があります。
良い点・イマイチな点
GALLERIA XA5R-R36T 7600 登載 をレビューして、良い所とイマイチだと思う所を正直にまとめてみました。まずは良い所から。
- ケースがめっちゃスタイリッシュでコンパクト!!
- 現行のタイトルだったらおおよそ快適にプレイできる!!
- ストレージの空きに余裕がある!!
- グラボがコンパクト&しっかり固定されている!!
この4点が特に注目できる点かと思いました。
ストレージの空きに余裕がある!!
ストレージの空きがここにあるんですが、たっぷり最大3.5インチで2基分あります。これならしっかりストレージを確保できて尚且つ内部に収めておけるので省スペースです。
グラボがコンパクト&しっかり固定されている!!
グラボはこのように金属プレートとネジで2重に固定されていて堅牢ですね。
ここをカチッと外すことができます。
対してイマイチだった所はほとんどなく、強いて挙げるなら…、
- ストレージはシステムドライブ(Cドライブ)だけ…。
という点が気になりました。
やはり昨今、ゲーミングPCを買う勢力というのは、ゲームに留まらずストリーマー(配信者)や YouTuver をする人も多いです。
ですからストレージはたっぷりあるべきだし、普通にゲームをインストールするための容量の確保の視点から言っても、Cドライブの1TBだけでは絶対に足りないでしょう。例え 700GB くらいをパーティション分割したとしても。
ですからおすすめカスタマイズとしては、Cドライブの他に SSD をあと2TB以上は増やして注文しても良いかと思います。
以上、GALLERIA XA5R-R36T 7600 登載 のレビューでした!!