光学式マウスは、マウスの底面にあるLED(発光ダイオード…Light Emitting Diode)と呼ばれる照明で、机やマウスパッドなどの表面に光を当てます。
そして、その反射光の変化をセンサーで感知して、デスクトップ上のマウスポインター動かすという仕組みになっています。
光学マウスとかオプティカルマウス、なんて呼ばれたりもしています。因みに、LEDは一般的には赤色なんですが、中には青色のLEDをもあったりします。
青色LEDは、赤色LEDよりもセンサーの性能が高く、大理石や光沢のある机の上でも使えたりします。つまり赤色LEDよりも色々な素材の上で利用できるというワケですね。
光学式マウスを買う場合の豆知識として覚えておいて下さい!
2012年現在マウスと言えば、底面にボールを組み込んでいるボール式マウス(メカニカルマウス)、ここで解説している光学式マウス、そしてレーザーマウスが挙げられます。
マウスの精度順で言えば、
青色LED > レーザー > 光学式(赤色LED…通常光学式と言えば赤色を指す) > ボール式
となりますが、マウスは特に感覚が重要になるアイテムなので、今でもボール式マウスの需要はあったりします。因みに私はレーザーマウスです。
やっぱりマウスカーソルの動きに安定感がありますね。青色LEDも試してみたいのですが、何しろ種類が少なく、形が手に合わなそうなので止めました…。
光学式(赤色LED)、青色LED、レーザー。どれも光の反射を利用した読み取り方式(トラッキング方式と言う)という共通の仕組みですが、使っている光の種類が違うんです。
まず赤色LEDについてですが、光学式マウスと言えば基本的に赤色LEDです。これは、光沢のある面などではうまく感知できず、全然使えないという弱点があります。
そこで登場したのがレーザー式マウスです。レーザー光(非可視光という光)を使うことにより、光沢のある面でも動きを感知できるようになりました。
しかし、カーペットやガラスなどでは上手く動かず、まだまだ苦手な素材も多かったりしました。
それを受けて、満を持して登場したのが青色LED。この青色LEDのマウスは、カーペットや不透明ガラスでの感知性能が向上しています。
光学式(赤色LED)、青色LED、レーザーの見分け方は簡単です。マウスをひっくり返して底面をみましょう。赤色の光なら光学式(赤色LED)、青色なら青色LED、光ってなければレーザーです。